モラトリアムとは? 知っているようで知らない本当の意味 (2/3ページ)

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これらの意味、いわゆる大人になることから逃げている状態を指している意味の方が、現代のモラトリアムという単語が指し示している意味と言っていいでしょう。モラトリアム期間について大人になるまでの猶予期間のことをモラトリアム期間と言います。身体が肉体的、知的、性的に大人になっても、大人として社会に出ることを延期している状態です。現代では大学生の頃がこれにあたると言われています。

もともとエリクソンが青年期のモラトリアムというものに言及した際には否定的なニュアンスはなかったようです。大人になるのを猶予されている期間というのは、大人になる前に自分のことについてじっくり考えるべき期間、という意味合いでした。

ですが現代においてはその意味からは逸脱してきています。現代の場合は、青年が大学で留年し続けたりし、社会に出て定職に就くことを拒否している状態などの否定的な意味合いを強くしています。

これらのように、人生の選択を避け、モラトリアム期間にとどまり続ける若者を、モラトリアム人間と呼びます。モラトリアム人間について、その特徴は?
モラトリアム人間はこのように否定的な意味合いを含み、人生の選択を避け続けるような青年のことを指します。これらのモラトリアム期間にとどまり続けるモラトリアム人間の特徴として、以下のようなものがあげられます。

定職についていない
自分の生き方を決められないため、定職につけません。また職を得たとしてもすぐにやめてしまいます。

本当の自分はこんなハズじゃないと思っている
自分は本当はもっと素晴らしいという考えを持っているようです。現実が見えていないのかもしれません。

他の人や集団、社会との親密な関わりを避ける
本当の自分は今の自分ではないと考えているので、物事に対して当事者意識が薄く、お客様的であると言われています。そのため、周囲との親密な関係を築けないと言われています。
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