運転免許なしからのスタート! 青山学院大学体育会自動車部の女子部員にインタビュー

学生の窓口



2014年に全日本F3選手権で優勝した三浦愛選手をはじめ、日本でもモータースポーツの世界で活躍する女性が増えていますが、大学の「自動車部」の中にも、女子部員が目覚ましい活躍をしている部があります。青山学院大学体育会自動車部もその一つ。8月に行われた「全日本学生ダートトライアル選手権大会」の女子団体で優勝し、「全日本学生ジムカーナ選手権大会」でも女子団体で準優勝を果たすなど、関東の強豪です。そこで今回は、この青山学院大学体育会自動車部の女子部員の皆さんに、入部したきっかけや部の魅力などを聞いてみました!

■免許もない状態から全国屈指の強豪に!

今回お話を伺ったのは、中司優里さん(国際政治経済学部4年)と山下和歌子さん(経済学部4年)です。お二人は青山学院大学のダブルエースと称されており、さまざまな大会で好成績を残しています。

――まず、青山学院大学体育会自動車部についてですが、その歴史や部員数など教えてください。

中司さん 青山学院大学体育会自動車部は1931年にモータークラブとして発足しました。近年では部員数も増え、現在では29名(男子25名、女子4名)の部員が所属しています。

――自動車部では普段どんな活動をしていますか?

山下さん 自動車部が参戦している主な競技は「ジムカーナ」「ダートトライアル」「フィギュア」があり、それぞれに全関東と全日本の大会が存在します。その大会に向けて、ガレージで整備を行ったり、大学の駐車場を貸していただき練習を行っています。また定期的にサーキットに行き、走行練習も行っています。

※ジムカーナ……コースに置かれたパイロンを回るスラローム競技

※ダートトライアル……未舗装のコースを走り、タイムを競う競技

※フィギュア……運転の正確さとタイムを競う競技

――お二人が自動車部に入ろうと思ったきっかけはどんなことですか?

中司さん 新入生勧誘行事がきっかけです。大学から何か新しいことを始めたくて、自動車の免許すら持っていなかったのに入りました。

山下さん 私は運転がうまくなると誘われました。住んでいる所は車での移動の方が楽なので、早く家の車を運転したくて入りました。実際普通の大学生よりはうまくなったと思います。

――実際に大きな大会で総合優勝を果たしたりしていますから、普通の人に比べて格段にうまくなったといえるでしょうね。

■ひと夏で総移動距離1,000キロ! 遠征は大変!

――自動車部の活動の中で、特におもしろいこと、魅力的なことは?

中司さん 活動のメーンとなるのが、毎年行われる全関東戦と全日本戦なのですが、特に全日本戦は全国から強豪が一堂に会するビッグイベントです。勝利を目指すのはもちろんですが、そこで同じクルマに乗っている学生との出会いやパーツ交換など、他大学の自動車部との交流も魅力だと思います。

山下さん 競技としてはスピード感とスリルが魅力だと思います。あとは、遠征でみんなといろんな所に行けることですね。ひと夏で総移動距離1,000キロメートルは超えますよ。

――総移動距離1,000キロメートルですか……楽しいだけでなく、大変でもありますよね。他に自動車部の活動の中で「こんなことが大変」というのは?

中司さん 相模原にあるガレージでの週2日の活動に加えてサーキットにも遠征するので毎日非常に忙しいです。というのも、サーキットは都内にあるわけではないので。栃木や富士、遠い所であれば広島まで行くので……。

――広島遠征は確かに遠いですね……。

山下さん 遠征だけでなく早起きも大変ですね。一番遠かったのは広島県安芸高田市なのですが、試合車両は自分たちで運ぶ必要があるため、毎回クルマでの移動です。試合も早朝から始まるので、4時に起床は当たり前です。片道12時間の長旅と早起きで体力と気力が鍛えられました。

――お二人は憧れの選手や尊敬している選手はいますか?

中司さん 私は佐藤琢磨さんですね。

山下さん あまり詳しくないのでプロの世界は分かりませんが、練習で指導しに来てくださる先輩方、そして一緒に練習する仲間の走りは見ていて毎回勉強になっています。

――特に好きな車はありますか?

中司さん シビックが好きです。VTECエンジンが好きなので。

山下さん 私はスイフトスポーツです。コンパクトで走りやすいし、頑丈で壊れないので好きです。

――お二人は4年生ということで、自動車部での活動も残り少ないと思いますが、今後の展望はありますか?

中司さん 自動車部員としての活動はもう残り少ないので、その中でも一生懸命自分のできることをして、悔いのないものにしたいです。

山下さん 卒業後も競技を続けていきたいです。カートもやってみたいですね。さまざまなモータースポーツを経験してみて、一番やりたいと思ったものを続けていきたいと思います。

――この先、もしかしたらより大きな舞台でハンドルを握ることになるかもしれませんね! 本日はありがとうございました。

「新しいことをしたい」「運転がうまくなりたい」ということで入部し、そこから全国屈指の実力者となったお二人。のんびりと自分なりの4年間を過ごすのもアリですが、やはり大学に入ったからには、何かにチャレンジする方が充実した学生生活となるでしょう。これを読んでいる皆さんも、お二人のように大学で新しいことにチャレンジしてみてはいかがですか?

青山学院大学体育会自動車部のHP
http://www.intercast.co.jp/agac/

(中田ボンベ@dcp)

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