納得感が幸福感。考え抜くと見えてくる【Dear my 30′s 大塚久美子さん】 (3/4ページ)
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仕事、30代、アドバイス
加えて、会社を離れてなんの肩書きも無くなった時、仕事を一緒にしていた人々や、お付き合いいただいていた人の中でも、私を評価してくれたり、心配してくれたり、助けてくれた方もいらして、『意外とこの10年得られたものがたくさんあったのだなぁ』と気付かされました。
正しいかどうかなんて事前にはわからない
起業し、新しいことに踏み出した時点で、会社で働いた10年や休養していた1年に意味が出てきたんです。意味って、初めからあるわけではなく後から自分でつけるものなんですね。正しい判断をしようとか、正しい結論を出そうとしてしまいますが、多分それは事前にはわからないし、正しいかどうかを先に決める必要はないと思います。行動する時は正しいと思っていますが、結果がそうとは限りません。そのことを評価するのはあくまで後々の自分なので。むしろ、前に向かい意志を持って何かをなすことで、過去には意味が生まれてきます。人間万事塞翁馬といいますが、良くない経験だと思っていたことが、後から良い経験だったと評価が変わることはあると思います。
未知の世界との出会いが視点を変える
立ち止まった時に通った大学院も、私に新しい視点をくれました。卒業するまでに8年かかったんですけど(笑)。仕事をしていた10年はアウトプットの連続だったので、インプットをしたかったんです。もちろんそれまでの“学び”というインプットの蓄積もあり、そこに何を加えればいいかと考え、現場で必要性を感じていた法律を学びに行きました。まったく未知の世界でしたし、違うものを見せてくれる期待がありました。もともと好奇心旺盛で知りたい欲求は強いほうなので、一石二鳥でしたね。実際に、カルチャーショックを受けるくらい、それまでとは違う世界で、新しいものが見えました。それまでの経験などと繋がってはいるものの、方向が違うものを意識的にインプットすることの大切さがわかりました。
考えに考え、考え抜く。