苦手を克服! グループディスカッションでよく出されるテーマ例と進め方のコツ

就活スタイル

多くの企業で選考に取り入れられるようになった『グループディスカッション』。さまざまな「テーマ・お題」を通じて、ディベート方式などで話し合いを進めていきます。グループディスカッション(GD)は完全なディベート(討論)ではありませんが、それに近い形になる場合もあります。グループのメンバーが協力しあい、見ごたえのある議論を繰り広げる必要があります。討論は勝ち負けではありません。グループワークを盛り上げ、採用担当者の目に止まるよう、しっかりと予習と練習をしておきたいですね。

◆グループディスカッションで出されるテーマ

グループディスカッションでは、2極に分かれて討論を行い是非を問う議題や、「理想の上司とは? 」などのざっくりしたテーマで進めていく自由議論、「○○問題を減少させるには? 」などの結論を導いていく、という3つのパターンがあります。どのパターンであったとしても、グループディスカッションはチーム戦です。より議論が盛り上がるように、自分の発言や相手の意見を理解する力、肯定・否定なども含め、白熱した議論を繰り広げなければいけません。

◆グループディスカッションの具体的なお題の例1

就活に関する議題や、時事問題に関する議題はグループディスカッションのポピュラーなテーマですね。

「なぜ働くのか?」
「なぜ就職しない人がいるのか」

などはよく出題されるお題でもあります。グループディスカッションの前には、新聞やニュースを読んだり、そのニュースに対する自分の考え方をまとめておくと、グループディスカッションの際に役立ちます。本格的な就職活動が始まる前に癖づけておくといいかもしれませんね。

他にも、

「10年後の○○業界は?」
「少子高齢化社会の中での労働者の抱える問題」
「履歴書に学校名を書く必要性」

など、就活生にとっても身近な問題もよく出題されます。

◆グループディスカッションの具体的なお題の例2


自分の考えと向き合い、自分自身のことを話さなければならないお題もよく出題されます。主な議題例としては、

「仕事ができる人とはどのような人間か」
「就活を通じて感じたこと、学んだこと」
「学生と社会人との違いとは」

また、企業によってはユニークな議題で話し合いをさせる場合もあります。

「100万円が今、当たったらどうするか?」
「無人島にひとつだけ持っていけるものがあったら何を選ぶか?」
「雪を見たことない人にどんなものか説明してください」
「このグループディスカッションのテーマを決めてください」

などがあげられます。

◆グループディスカッションではテーマに合わせて対策をしよう

さまざまなお題があるグループディスカッション。今回あげたテーマ以外にも、たくさんのテーマが存在します。特に自分自身についてや考え方を述べるとなると、ある程度練習が必要でしょう。慣れていないと、気恥ずかしかったり、言葉が出てこなかったりすることもあるため、しっかりと対策しておく必要があります。選考フローにディベートやグループワークがあらかじめ提示されている場合、グループディスカッションにかなり重点を置いている企業も多く、しっかりと準備しておきましょう。

◆さいごに

いかがでしたか? 大学の講義でディベートの授業をとっている方も、最近では多いのではないでしょうか。グループディスカッションは、初対面である就活の仲間たちと協力しあいながら取り組むグループワークです。ニュースなどのチェックはもちろんのこと、自分の考えを短時間でまとめるには練習や慣れも必要のため、ぜひ今からでも始めていきましょう。そして議論を白熱させて、見ごたえのある話し合いを作り上げられるようにしていきましょう。

文・学生の窓口編集部

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