定義を気にするだけでOK!数字を正しく読むための簡単な考え方 (2/3ページ)
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数字
(1)少年犯罪の定義は? → 少年の犯罪
(2)エンゲル係数の定義は? → 消費支出に占める食費の割合
(3)アルバイトの定義は? → 非正規雇用の一種
■数字の定義を気にするだけで真実がわかる
したがって、このように数字を読み解いていくことでしょう。
(1)高齢化社会なのだから、どう考えても少年の犯罪は減っているはず。
(2)高齢者の増加により人々の総支出は減っている。しかし人間だから食費は一定でかかる。
(3)若者の減少により企業が採用難に陥っている。高齢者の採用が必要。日本、大丈夫か?
このように定義を気にするだけで、まったく違う読み解き方ができます。そしておそらく、私の読み解いた内容のほうがその数字の真実を掴んでいるはずです。
伝える側の意図が込められた“作った数字”や自分自身の先入観に惑わされることなく、数字は正しく読み解きたいもの。
そのためのポイントは、その数字をしっかり定義することです。申し上げた通り、あなたでも必ずできる簡単なことですよね。
■なぜ数学的な人が数字を正しく読めるのか
私は学生時代に数学を学び、いまはビジネス数学の専門家として活動しています。
そんな私は、どんなときでも定義を気にすることが身体に染み付いています。それは、数学という学問は定義をしないと始めることができない学問だったからです。
有理数とは何か? 円とは何か? 三角形とは何か? そもそも数とは何か?
数学というのは、当たり前過ぎてサラッと流してしまいそうなことをしっかり定義しないと成立しない学問です。だから、数学的な人はデータを正しく読めるのです。
数学なんてビジネスパーソンには役立たない? そんなのウソです。