定義を気にするだけでOK!数字を正しく読むための簡単な考え方 (1/3ページ)
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数字
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
私たちビジネスパーソンにとって大切な数的リテラシーは何か。
計算すること? もちろん大切です。でもそれよりずっと大切なのは、数字を読むことではないでしょうか。
日経新聞。会社のパソコンの中にあるデータ。デスクの上に置いてある会議資料。私たちの周囲には、読むべき数字がたくさんあります。
そして、数字を読むとは人間が脳を使ってやらなければならない行為、つまり思考です。一方、計算は電卓やエクセルがアッサリやってくれます。つまり私たち人間にとっては単なる作業に過ぎません。
そこで、今回は数字を正しく読める人が無意識にしている思考回路をひとつご紹介することにします。
数字に苦手意識がある方でも必ずできる簡単なことです。ぜひ参考にしてください。
その思考回路とは、「その数字の定義は何か?」を必ず確認することです。
■数字を正しく読むためのトレーニング問題
たとえば、次の数字をあなたはどう読みますか。(※数値は仮のものです)
(1)少年犯罪の件数は年間9万件を超えた
(2)日本のエンゲル係数は22%に上昇した
(3)アルバイトの時給が1,000円代に突入した
数字の定義を気にしない人は、ついこのように読んでしまうようです。
(1)そういえば少年の凶悪犯罪が増えているような……
(2)日本人は食に対して贅沢になってきているってことかな?
(3)若者にとっていいニュースだね!
しかし、数字を正しく読める人はこのような結論を出しません。たとえば、私ならこのように考えます。