心理カウンセラーが教える、職場の人間関係で「地雷」を踏まないコツ (2/3ページ)

フレッシャーズ

「先輩との距離を縮めたい!」「仲よくしたい!」と思うのは決して悪いことではありません。しかし、横のつながりのなかではプライベートな恋愛ネタはお互いの距離を縮めるのに役立つこともありますが、縦のつながりのなかではタブーになることも多いのです。職場の中ではそれぞれの職位や立場があるので、プライベートな話題はとても難しいものだと心得ておきましょう。

■過剰に気にする必要はなし! 事前に対策をしておこう

だからといって、「怒らせないようにしなきゃ」と思いながらコミュニケーションをするのはおすすめできません。心理学には「タブー(禁忌)の心理」というものがあります。みなさんも、「忘れ物をしないように注意していたはずなのに、忘れものをしてしまった」「テレビを見ないで部屋の片づけをしようと思えば思うほど、テレビが気になって見てしまった」という経験はありませんか? これと同じように職場でのコミュニケーションも、「怒られたくないから、地雷を踏まないようにしなきゃ」と強く思うほど、潜在意識がどんどん怒らせるほうにフォーカスしていき、かえって相手の怒りを買ってしまうことがあるのです。

これを解決するためには、あらかじめ「もし、気にさわることを言ってしまったらごめんなさい」と宣言してしまうこと、さらに「怒らせてしまったらすぐに謝ればいい」と、事前に対策を決めておくことがいいでしょう。そうすれば心に余裕ができ、よい人間関係を築けます。

■職場でのコミュニケーションを諦めないで!

横のつながりから縦のつながりに変わる社会人生活においては、今までは通じていた人間関係のルールが通じない場合がたくさん出てくるでしょう。そんなときは、萎縮したり人間関係をあきらめてしまうのではなく、もう一度相手の気持ちや立場に立って思いやったり、自分がしていることを客観的に見てみてください。そうすれば、職場の中で愛され、信頼されるキャラとして認知されるはずです。

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