心理カウンセラーが教える、職場の人間関係で「地雷」を踏まないコツ (1/3ページ)

フレッシャーズ

こんにちは。心理カウンセラーの根本裕幸です。結婚・恋愛から、ビジネス心理、家族関係、病気や性格に関する問題まで幅広い人間関係の悩みを解決するお手伝いをしています。とくに若いビジネスパーソンのなかには、学生時代とは違う社会人ならではの人間関係を面倒に感じ、人づき合いが怖くなってしまう人が多いようです。今回は新社会人のみなさんに知っておいてほしい、職場での人間関係で「地雷」を踏まずに円滑にコミュニケーションを取るコツをお伝えします。

■新社会人が職場のコミュニケーションで地雷を踏んでしまう理由は?

学生の間は「横のつながり」がメインという方が多いと思います。サークルやバイトなどで先輩・後輩、上司・部下の関係があったとしても、それは生活の中のごく一部の時間帯ですよね。それが社会人になって企業などに属するようになると、縦のつながりのほうがメインになっていくため、そこに適応できずに悩みを抱えてしまう方によくお会いします。

横のつながりがメインの学生のうちは、気の置けない友達の距離で、タメ口で気軽に接することができる相手がほとんどです。年齢差もそんなにないので、お互いの趣味や感性が理解しやすいし、言わなくても通じることが多いですよね。ところが、社会人になって縦のつながりがメインになると、コミュニケーションは複雑になります。世代によって育ってきた環境も違うので、自分が当たり前だと思う常識が相手にとっては非常識になることもよくあるからです。それで、会話やコミュニケーションのなかで「地雷を踏む」ということが増えてしまいます。

拙著『心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ』(日本実業出版)の中で紹介している例で、職場の先輩と仲よくなりたいと思い「彼女とはうまくいっているんですか?」とかなりプライベートな質問をしてしまい、その場を凍りつかせてしまった……というケースがありました。

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