二度と遅刻したくない! 寝坊しないために心がけるべき習慣5選
寒さが厳しくなるこれからの季節は、朝目覚めても、布団から出るのが辛いですよね。もう少し……もう少しだけ……と思っている内に、まさかの二度寝! 遅刻決定!……なんてだらしない失敗は避けたいものです。自分自身の「信頼」を守るため、もう遅刻はしない!と決めたなら、すぐに実践したいことを紹介します。
■朝起きたら、太陽の光を浴びる
目覚まし時計が鳴り、目が覚めても、まだまだ動きたくない……! こんな風に感じる方は多いことでしょう。「たるんでいるから」なんて、厳しい言葉を言われることもありますが、実はきちんとした「原因」が隠されていることもあります。この場合、単なる「根性論」だけで、遅刻癖をなんとかできるわけではありません。
人がスッキリと目覚めるために必要なのは、「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質です。セロトニンには、人間が朝目覚めるのを助ける作用がありますが、毎日の習慣や元々の体質で分泌されづらい方もいるのです。
どちらにしても大切なのは、朝起きてすぐに刺激を与えて「セロトニン」の分泌を促すこと。そのために必要なのは、実は「朝日」。きちんとカーテンを開けて、5分程度でも構いませんから朝日を浴びてください。徐々にセロトニンが分泌されます。「カーテンを開けるのも嫌」という方は、思い切ってカーテンを開けたまま眠るのも一つの方法ですよ。
■睡眠時間は「90分」単位で
人間の睡眠は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二つで構成されていると言われています。脳まで深く眠っているのがノンレム睡眠。この時間に目覚めようとすると、深いところからの覚醒となるため、寝覚めが良くありません。反対にレム睡眠は、浅い眠りの状態で脳も目覚めようとしています。この瞬間を狙って起きることで、無理なく覚醒できるのですね。
二つの睡眠は、90分単位で繰り返していると言われています。レム睡眠がやってくるタイミングは90分の倍数にあたる時間が経過したとき。睡眠時間でいえば、「6時間」「7時間半」当たりが目覚めやすいと言えます。
■眠る前の習慣も大事!
朝気持ち良く目覚めるためには、夜眠る前の習慣にも気を配る必要があります。まず、ついやってしまいがちですが、実はNGなのが、夜眠る前のスマホやパソコンです。目から入った光の刺激は、脳に到達。自然と活性化してしまい、眠りに入る準備が整いません。
これと同様のことが、夜遅くの食事や熱すぎるお風呂、眠る前の考え事にも言えます。これらの行動は、最低でも就寝の2時間前までには終わらせておきたいもの。その代わりに、程よいストレッチやリラックスできる習慣を取り入れて、スムーズに眠れる仕組みを作ってください。
■これからの季節は「起きやすい」工夫も
寒さが辛いこれからの季節は、「起きやすい」工夫をするのも効果的です。朝、布団から出るのをためらう最大の理由は、ズバリ寒さ! 起きる時間の30分前から暖房を入れておくだけで、快適に布団から出られます。タイマーを活用しましょう。
■早寝早起きを習慣化
早寝早起きをするようになったら、それを習慣化するのがオススメです。早く起きることも、「毎日のルーティン」であればそれほど負担には思わないはずです。そのためには、休日との差をできるだけ小さくする必要もあります。「休日くらいは朝ダラダラと眠っていたい!」という気持ちもわかりますが、せっかく整った体内リズムが、再度崩れる原因にもなります。布団の中でダラダラするのも良いですが、それ以上に楽しめることを見つけると、休日の早起きも習慣化できるのではないでしょうか。
朝きちんと起きることができれば、遅刻のリスクはうんと小さくなります。また、気分よく一日をスタートできるはず! 今回紹介した5つのポイントも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(ファナティック)