見どころ満載!大人の社会科見学「防衛省市ヶ谷台ツアー」に参加してみた! (2/5ページ)
東京裁判が開かれた大講堂、作家の三島由紀夫が自決した部屋もあり、歴史ある舞台を見ることができます。
・大講堂
昭和9年に陸軍士官学校の大講堂として作られました。
昭和21年5月から、昭和23年11月までの間、極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷として使用された場所でもあります。
ここで、スチール写真や新聞記事などを織り交ぜながら「市ヶ谷の歩み」を紹介する映像を観覧します。
・旧陸軍大臣室(前陸自東方総監室)
旧陸軍大臣室は、士官学校時代、士官学校長室として使われました。
昭和16年以降は陸軍大臣室でしたが、その後は陸上自衛隊東部方面総監の執務室として使われた部屋です。
現在は、旧1号館の50分の1の復元模型が設置されています。
1970年(昭和45年)11月25日に作家・三島由紀夫が憲法改正のため、自衛隊の決起(クーデター)を呼びかけた後に割腹自殺をした「三島事件」が起きた部屋でもあります。
・三島事件のドアの刀傷の跡
作家・三島由紀夫が自決するときに、刀を振るった際ドアに残った傷跡。
ドアの刀傷は3ヶ所ありますが、一番下の傷がはっきり残っていました。