自分一人じゃわからない? 友達や家族から「自己分析」のアドバイスをもらった就活生は約5割! (2/2ページ)
■より正確な分析結果を得るために
・第3者目線からの視点がなければ十分な自己分析にはならない(男性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・自己評価と他者評価は違うと思って聞いてみた(男性/26歳/情報・IT)
もしも自己分析すると同時に、他人にもアドバイスを求めた場合、その結果が違うことも考えられます。自分の意外な一面に気づくこともあるかもしれませんね。
【「いいえ」と回答した人の理由】
■当たり障りのない分析になってしまうから
・気を使って思ったことを言ってもらえないかも知れないから(女性/24歳/金融・証券)
・だいたい同じようなことしか言われないから(女性/19歳/機械・精密機器)
いくら気心知れた仲でも、相手の気を悪くしないようなことばかりを言われたのでは正しい分析とは言えませんよね。結局は当たり障りのない言葉ばかり言われてしまう可能性も否定はできません。
■自覚がなければ行動に移せない
・アドバイスなどをしてもらったところで、行動にするかしないかは自分次第で、他人からのアドバイスなどはほとんど忘れてしまうことが多いから(女性/19歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・自分で自覚がある分析こそ説得力があると思ったから(女性/23歳/金融・証券)
いくら他人に言われても、自分にその自覚がなければ納得することもできず、理解や改善に結びつかないという意見も。面接の場で「こういう人間らしいので」とは言えませんよね。
■聞くと逆にわからなくなる
・人によって見方がだいぶ差が出てしまうので、どれが本当かを見当が付かなくなることがある(男性/22歳/情報・IT)
多くの人に聞けば聞くほど、さまざまな回答が得られるでしょう。ですが、結果的にどれが本当の自分なのかわからずに戸惑ってしまうことになるかもしれません。
自分の性格を客観的に見ることは大切ですが、周囲の意見を集約できず、ちぐはぐな結論になってしまっては元も子もありません。自己分析のアドバイスを求めるときには、なるべく自分の身になって考えてくれる関係性の人にお願いしたいですね。
(ファナティック)
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年10月19日~2016年10月21日
調査人数:社会人男女401人(男性208人、女性193人)