《結核の原因と症状》未だ年間2万人が感染する現代病の正しい知識 (2/3ページ)

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結核を発症している人の咳やくしゃみに含まれるしぶきから出る結核菌が空気中を浮遊し、それを吸い込むことで感染します。

こういった感染の仕方のことを、「空気感染」と言います。

結核は、発症している人からうつるのであって、感染していてまだ発症していない人からうつることはないので、勘違いしないようにする必要があります。

間接的原因
結核菌を吸い込んだからと言って、絶対に感染してしまうという訳ではありません。人間の体には免疫機能と言って、外部からの侵入者から体を守る機能があります。

この免疫機能が正常に働いていれば、その抵抗力によって結核菌は追い出されることになります。

ただ、結核菌が体内に残留してしまった場合、免疫が結核菌を取り囲んで「核」ができます。結核という名前の由来もそこにあるのですが、免疫機能が低下して取り囲む状態が解除されると発症することになります。結核を発症するとどのような症状が現れますか?
初期症状
結核の初期症状は、咳やタン、微熱が出るなど、風邪の症状と変わりはありません。

ただし、このような症状が2週間以上にわたって続くようなら、結核の可能性もあります。

肺外症状
結核になると、肺だけではなく体のいろんな部分が侵されることも分かっています。首のリンパ節に最も多く見られ、腫れが現れることがあります。

背骨に出た場合は、脊椎カリエスになり、腎臓にみられた場合には腎結核となります。最も恐ろしいのは、脳に症状が出る場合です。

結核性髄膜炎を起こしたような場合には、20%程度が死亡し、半数近くは仮に治ったとしても、重大な後遺症を残してしまいます。

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