【プロ野球】《プロ野球・球場観戦記》DeNA対巨人。雨中の2位争いで垣間見えたハマスタの野球文化 (2/2ページ)

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■ハマスタに少しずつ広がる野球文化

 この日のハマスタには満員札止めの案内が出たが、大雨ということもあり、いつものように超満員ではない。ところどころ空席が見える。コンコースに避難しているファンが多いからだ。

 DeNAファンは雨の中でも傘をささない。現地観戦では暗黙のマナーとなっている傘をささないという行為。これがなかなか難しい。筆者が全試合訪れた神宮球場では、残念ながら雨が降っていると試合開始後でも大きな傘を広げたまま観戦するファンがいる。

 同じ雨の試合だったが、横浜スタジアムでは傘の数そのものが圧倒的に少ない。それは皆一様にチームカラーと配色した青のポンチョを着ているからだ。来場者プレゼントで配られたものを着ているファン、スタジアムの売店で買ったファンもいるだろう。

 いつからか自然発生的に、傘をさすのではなくポンチョを着る「野球文化」が育まれたのだと筆者は推測する。ただ単に観客動員が増えただけではなく、少しずつかもしれないがハマスタの「野球文化」ができているのだ。

 余談だが、来年のヤクルトのファンクラブには、ポンチョが特典となっているコースが用意されている。筆者はもちろんポンチョを選んだ。

 来シーズン、雨中の神宮球場で傘をささずにポンチョを着用する「野球文化」が広がることを願う。

文=勝田 聡(かつた さとし)

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