ドラァグ・クイーンの美の歴史を1920年代から紹介する約4分の動画が話題に (1/5ページ)
ドラァグ・クイーンの美の歴史を紹介する約4分の動画を米<Vanity Fair>が公開した。
https://www.youtube.com/watch?v=qk7ChII_Up0
ゲイ文化から始まったドラァグ・クイーンは少し特殊な形ではあるが、その美意識は非常に高い。もともと性別的に女性ではないからこそ、極端にパロディ化することで、むしろ女性性を浮き彫りにしてみせる。とてもユニークかつ美しい姿には、彼女たちの理想や笑い、そして夢が投影されているのかもしれない。
まず、1920年代のドラァグ・クイーンは『蝶々夫人』をモデルにしたようだ。仕草や装いもレトロかつ上品だが、"これぞドラァグ・クイーン!"といった感じのメイクはかなりパンチがある。
ギラギラのスパンコールとシンプルなメイクがクールな1930年代のモデルは、ジーン(ジャン)・マリンというアメリカ人俳優。彼は"ジャズ・エイジ"と呼ばれた1920年代に実際にドラァグ・クイーンとして活躍していた人物であり、世界で初めて公にゲイであることを公表したパフォーマーでもある。その時代に自身のジェンダーを世間に公表することは並大抵のことではなかったはずだが、持ち前のエンターテインメント精神とユーモアで人気を誇っていたという。現在のドラァグ・クイーンたちにとっては伝説的存在であり、永遠のヒロインとも言えるだろう。
1940年代は、フランシス・ルノーという人物がモデル。いわゆる"ものまねパフォーマー"であり、有名女優などの仕草を真似る芸で知られていた。衣装を脱ぐとかなり体格が良かったらしいが、それでも女装することをやめなかったそうで、後世のドラァグ・クイーンたちから敬意を集めている。