【白血球の正常値について】 多くても少なくても病気になるって本当? (2/3ページ)
炎症を起こしていたり、薬を服用しているとすぐにこの正常値を超えてしまったり、下回ってしまったりします。
ですので、1回正常値を下回ったからといって、いきなり重篤な病気に陥っているということではないですのでご安心ください。そのような場合は、再検査をして再度血液を調べなおします。白血球が増える病気とは白血球が異常に増える病気というと、まず思い浮かべるのが白血病ではないでしょうか。ですが、血液検査によって白血球が多い場合で、いきなり白血病である可能性というのは非常に低いです。
白血球が増える病気というのは、実はほかにもあるのです。
感染症
感染症といいますが、要するに細菌やウィルスにより体を侵される諸々の風邪の諸症状のことを言います。熱が出ていたり、関節痛がある場合は、感染症による炎症のしるしです。
白血球が戦っている状況ですので、数はかなり増えています。
代謝・内分泌異常
白血球が増えるのは、体内で代謝がうまくいっていない、ホルモンに異常があるといった場合にも起こります。
生活習慣病の一種でもある痛風、1型糖尿病が悪化した場合に起こる糖尿病性ケトアシドーシス、腎不全などで起こる尿毒症などでも白血球が増えてしまうのです。白血球が減少する病気とは白血球が少なくなるということは、白血球がかなり使用され、作られる速度を上回ったときに減少します。
通常レベルの病気の場合は、一部のウイルス感染や薬の副作用などにより、一時的に減少してしまうことがあります。
これらについては、適切に病気を治療することにより、問題なく回復させることができるでしょう。
また、白血球が減少する最も大きな要因としては、がんの治療を行っている場合です。がんというのは、細胞が異常に成長するという病気です。
化学治療により、がん細胞の成長を抑制させます。その時に、成長の早い白血球の成長も阻害されてしまいます。そのため、がん治療中というのは、白血球の数がかなり少なくなります。
がんの治療により、感染症が起こりやすいというのは、このためなのです。