赤ちゃんの「ヨダレ」なんでこんなに多いの?その秘密を教えて! (1/2ページ)
赤ちゃんはよく「よだれ」を流していますが、大人の「唾液」とはどう違うのでしょうか? また、よだれの量や状態は、赤ちゃんの健康と関係しているのでしょうか?
今回は、赤ちゃんのよだれについて、医師に詳しい話を聞いてきました。唾液とは1.唾液のメカニズム
唾液は耳たぶの前やあごの下にある唾液腺で作られ、頬を通る細い管を伝って、頬の内側に出てきます。
2.唾液の役割
唾液には殺菌作用を持つリゾチームやムチン、消化を助けるアミラーゼなどの酵素、歯を守るミネラルが含まれ、以下のような重要な役割を持っています。
・口の中を滑らかに保つ
・味を感じる助けになる
・外界から入ってくる細菌を押し出す
・食べ物を消化して滑らかに胃に送り込む
つまり、唾液が少ないと味が分からず、食べ物を飲み込みにくく、声も出しにくく、虫歯になりやすいという状態になります。
赤ちゃんがよだれを流すわけ赤ちゃんは口を閉じる能力が低く、歯がないため歯茎の間から唾液が漏れ出てしまいます。また唾液を飲み込む作用も大人に比べると少ないため外に口から流れ出てきます。これが赤ちゃんのよだれです。
一般的に、生まれた直後はさほどよだれは出ず、首が座ってくる3~4ヵ月ごろから増えてきます。生後半年ごろにさらに増えてきます。よだれが増えてくると、離乳食を始める準備が整ったことのサインになります。
3~4ヵ月より早くよだれが出てくることもありますが、特に問題はありません。また、3歳ぐらいになっても、集中して下を向いて作業しているとよだれが垂れることもあります。唇をブッ、ブッと震わせて遊んだりしている場合は、よだれが泡立つこともあります。赤ちゃんのよだれの量赤ちゃんによって、口を閉じる力や飲み込む力に差があるので、外に出てくるよだれの量には個人差があります。
よだれが多すぎる場合は特に心配ありません。もし無理がないようなら、おもちゃのラッパを吹いたりして、口を閉じる練習をするのもよいかもしれません。