股関節の痛みの原因は? 考えられる疾患と治療法をご紹介 (3/3ページ)

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痛みが強くて歩けないなど、日常生活に支障をきたすようなケースでは、人工関節置換術などの手術療法が選択されることもあります。股関節の痛みで疑うべき疾患:特発性大腿骨頭壊死症概説
特発性大腿骨頭壊死症は、何らかの原因によって大腿骨骨頭への血流が阻害されることによって、骨が壊死してしまう疾患のことを言います。原因がハッキリと分からないため特発性と言われています。

症状
骨が壊死しただけでは症状は出ませんが、壊死によって大腿骨頭に圧迫が生じるようになってくると、腰痛や膝痛、殿部痛といった症状が現れます。

治療法
阻血範囲が広範囲でない場合には、保存療法が行われますが、そうでない場合には大腿骨内反骨切り術や大腿骨頭回転骨切り術、人工関節置換術などの手術療法が選択されます。股関節の痛みで疑うべき疾患:梨状筋症候群概説
梨状筋は臀部にある筋肉で、 大腿部を外旋させたり股関節を外側に広げるときに働く筋肉です。この筋肉が緊張したり、下を通っている坐骨神経を圧迫することで様々な症状が現れます。

症状
梨状筋症候群を発症した場合、坐骨神経痛が主な症状で、臀部の痛みや大腿後面(ハムストリングス)の痛などが現れます。もともと股関節が固い人に起こりやすいため、股関節痛をともなうこともあります。

治療法
基本的にはストレッチングや温熱療法などで固くなったり状筋をほぐし、血行を促進することが行われます。

傷みがひどい場合には鎮痛剤や神経ブロックなどの保存療法を行い、それでも治らない場合には梨状筋を切って坐骨神経を開放する手術が行われることもあります。股関節の痛みの原因をまず特定しよう! 股関節に痛みが出る場合に考えられる疾患を見てきましたが、実に様々な原因で起こることが分かって頂けたかと思います。

自己判断で放置してしまうと治癒が遷延してしまうこともあるので、もしも股関節に痛みがある場合には、早めにお医者さんに診てもらって、原因を特定したうえで治療にあたりましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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