朝日新聞1面にライバル紙「目玉マーク」広告のギョーテン! (2/2ページ)
これは産経が反共主義を唱えていたためで、『赤旗』に対して『青旗』で対抗したのではないかと言われていたほどです」
となれば、ますます広告掲載に至る経緯が謎となる。朝日新聞関係者に疑問をぶつけると、こともなげにこう答えるではないか。
「サンケイビルとはビジネスパートナーですからね。銀座に共同出資しているビルがあるほどです。産経さんと主張が違うからといって、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いわけではないです」
一方のサンケイビルにも問い合わせたところ、以下の回答があった。
「企業名の告知に有用だと認識して、広告代理店を通じてお願いしました。日経や読売にも広告を出していますし、朝日にはこれまでも同じ題字下に数回、広告を出しています」
確かに、遡って朝日の紙面をめくると、15年12月にも「目玉マーク」があるではないか。
サンケイビルは同じグループとはいえ、産経とは別会社。あれだけ論戦を交わしてきたのだから産経本体がこの事態を許したのはなぜか。産経新聞関係者が話す。
「朝日とは言論上では戦っているかもしれないけど、実際には朝日の販売店で産経も取り扱ってもらうなど、販売体制で協力してもらっているしね。それに互いになぜか社風は似ていて『自由』を感じるんだよね。右と左の原理主義者同士だから、かえって似てくるのかもしれないね」
論調とビジネスは別と言いたいのだろうが、両紙が過去に繰り広げた論戦が、こうなると急にシラケて見えてきてしまう。