YAZAWAファンVS長渕ファン「どっちが本物の漢か!?」大激論 (3/6ページ)
ヤンチャな頃に『成りあがり』(※3)を読んで「永ちゃんも頑張ってるんだから、オレもやんなきゃ」と思って一国一城の主を志したような人たち。
N へぇ~!
Y そういう地元の自営業者的な方々が、年に一度のライブのために残り364日を汗水流して働いて、当日はバリッと白スーツで決めてくる。例えるなら浅草の三社祭のような、大事な年中行事という感じですね。僕も、1年しんどくても秋口になると「もうすぐ12月で永ちゃんのライブだから、あと少し頑張ろう」と希望が湧くんですよ(笑)。
N いい話だ……。僕が聴き始めた頃の剛は、ファンの9割が男性でした。でも、最近は特に若い女性のファンが増えて、今では男女比は半々くらいですかね。
Y そうなんですか!?
N 「長渕=いかつくて取っつきにくい」というイメージが強いですが、実はライブのMCなどはすごく饒舌だし、冗談もうまくてチャーミングなんです。最近は少しテレビに出るようにもなって、そういう部分が浸透したんじゃないかな。
Y さっきも体の話をしましたけど、長渕さんはイメージが変わり続けていますよね。デビュー時の線の細い感じから、どんどんいかつくなり、今度は女性ファンも増えて。
N 声からして変わってますからね。昔は裏声を使ったりして儚な雰囲気でしたけど、本人はそれが嫌で、ある時期、自分の声帯を痛めつけていたんです。強烈な酒を飲んでそれを吐く、海岸に行ってきつい潮風を浴び続ける、血を吐くまで歌う……ということを繰り返して、どんどん声を潰していったんですね。
Y すごい。
N 「変わり続けていたい」「安住することなく、常に今の自分を歌っていたい」という意識があるんだと思います。昔のCDを聴き返すと、数年おきに声が全然違ったりしますからね(笑)。
Y 永ちゃんには、そういう激しさはないですね。ずっとイメージも変わらないし、ライブの曲目もわりと、毎度お決まりだったりする。キャロル関連の伝説(※4)や一部のファンによる破天荒な逸話も多いけど、本人はライブの前は半年、酒も控えて節制するくらい真面目な人なんですよ。