血清学検査から分かる抗体の働き 知っておくべき血清数値の基礎知識 (2/3ページ)
フィブリノーゲンという繊維素によって餅のようにベタベタしながら固まっていきます。 傷の治癒過程において非常に重要な役割をしています。血清検査とは病気の感染を調べる重要な役割をしている検査で血液中の異常から感染によって生じる抗体の有無などを調べる検査です。 この検査によって病気を診断します。大きくは、炎症・自己抗体、アレルギー、感染症などを調べる検査があります。 血清学検査は、血清中に病原体に抵抗する抗体があるかどうか、またそれがどのぐらいの量なのかを調べます。
炎症・自己抗体を調べる ウィルスや細菌などの抗原(アレルゲン)が体内へ侵入することでそれと結び付く抗体を調べることで、病気感染の有無や感染原因などが判明します。
アレルギー反応検査・アレルゲンを調べる あらゆる症状や病気の原因がアレルギー物質の反応によるものかどうか、またアレルゲン(抗体)が何なのかを調べる検査です。
感染症・免疫異常を調べる あらゆる感染症や免疫異常による疾患を調べます。感染症の原因が炎症もしくは免疫異常かが判明します。 病気の診断には欠かせない検査で、B型肝炎や梅毒などの感染が主体原因の疾患や慢性関節リウマチ、膠原病など免疫異常におる疾患などの診断に利用されます。血清検査でみられる検査項目と考えられる病気 CRP検査 血清中のたんぱく質の一種CRPが異常値を示すと、細菌感染症やウィルス感染症、心筋梗塞など様々な疾患の疑いがあります。
RAテスト 血清中のRF(リマトイド因子)の有無を調べるRAテストでは関節リウマチの診断に欠かせません。
抗核抗体 自己抗体の一種、自分で自分の細胞核を攻撃してしまう抗核抗体が陽性であれば慢性リウマチや慢性甲状腺炎、慢性肝炎などが疑われます。
特異的IgE抗体 特異的IgE抗体検査は、アレルギーの原因物質を特定するために行われます。
IgE 免疫グロブリンの一種のIgEが高い値を示すと、アレルギー疾患やアレルギー体質、寄生虫疾患などが考えられます。
HBs抗原・抗体 HBs抗原が陽性を示すことで、B型肝炎ウィルスに感染していることを示します。