和田アキ子、ついに紅白追放か?NHKが下した”苦渋の決断”
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『NHK紅白歌合戦』から、今年ついに姿を消しそうな“常連”がいる。年末解散を控えるSMAPではない。誰が呼んだか、“芸能界のゴッドねえちゃん”こと和田アキ子(66)だ。和田に紅白歌合戦の「落選通告」が出された旨を、『週刊文春』(文藝春秋)11月17日発売号が伝えている。
1970年以降、出場回数は実に39回。女性歌手としては歴代最多の紅白出場記録を持つ和田アキ子。今年も出場できれば、40回目の節目になるはずだった。
「しかし、近年の和田にはヒット曲もなく、紅白では1972年発売の『あの鐘を鳴らすのはあなた』を6回も歌っている。今年は7月に『All Right!!!』という新曲を出したものの、まったく話題になっていません。さらには、和田は音楽番組『NHKのど自慢』の裏で、長年『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演し続けており、NHKが重視する貢献度という点でも疑問が残る。実は、和田は数年前から『当落ギリギリ』と言われるようになっていました」(レコード会社関係者)
和田の不出場を明確に伝えたのは、前述のとおり『週刊文春』だった。記事によれば、とうとうNHKサイドから和田について「今年は出場いただけない」と通達があったという。和田もホリプロも簡単には諦められないものの、NHKの決断を覆すのは難しいと見られている。
業界的にも“不要論”が噴出していたという和田だが、もはやそれ以上に飽きていたのは視聴者だった。
■脅かされる大物歌手というポジション
和田が紅白を落とされるに至った背景をスポーツ紙記者が語る。
「芸能界の“ご意見番”的なポジションにいる和田ですが、その物言いが批判・炎上する事態が相次いでいる。今年8月の『アッコにおまかせ!』では、リオ五輪で銅メダルを獲得したシンクロの日本代表選手らに向かって『決勝に残るつもりでやってらしたんですね?』とコメントをぶつけ、大炎上に発展しました。こうした無神経発言が頻繁に取り沙汰されるため、視聴者の間でも『なんであんなに偉そうなのか?』という意識が刷り込まれ、アレルギーを起こす人がでてきた」
しかし、ホリプロや和田は、まだまだ『紅白』に未練がある様子だ。
「和田は“大物歌手”の肩書で評価や仕事を得ているだけに、『紅白歌手』の大看板だけは絶対に守りたいところ。それがなければ、芸能界の番長的言動も単なる“お山の大将”で終わってしまいますから……」(前同)
大晦日のNHKに、和田の姿はあるのだろうか。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する