SMAP“あの名曲”は、お経がヒント!? 大ヒット曲の「意外すぎる真実」 (4/5ページ)

日刊大衆



 300枚の自主制作が、400万枚のモンスターヒットになるのだから、わからない。「売れない人は実はみんな自主制作してるんです。普通の人でも、死ぬまでに1回CDを出したい、って記念で出しますからね。昔だと本の自費出版だったんですけど、今は歌が多い。専門にやっているレコード会社もありますから。自分で曲書く人もいるし私の思い出を先生ちょっと詞書いてください、って書いてもらい、作曲もしてもらう、ということもあります。だいたい1000枚くらいCDを作ってくれて、300万から350万。作詞作曲が付いて、レコーディングスタジオも付いて、CDジャケットもちゃんと撮影して、いい曲ならJASRACに登録して、全国のカラオケに入ります。みんながどんどん歌ってくれたら、自分で作ったやつなら印税入ってきます」

 ひょっとしたら、400万枚……の可能性も!? 「自分が作詞して彼女にプレゼントするとか、感動ですよ。バースデープレゼントに、君のことを書いた詞だ、って。『シクラメンのかほり』も自分の妻をイメージして作ったでしょ?」

 布施明の『シクラメンのかほり』(作詞/作曲・小椋佳 75年4月発売)も名曲の誉高い一曲。75年の年間2位で、87.9万枚のヒットとなっている。もともと香りのなかったシクラメンだが、この曲によって香りの要望が高まり、96年になってバイオテクノロジーによって香気のあるシクラメンが流通するようになった、という仰天の逸話がある。小椋の妻の名が「佳穂里」ということで、美しいシクラメンを妻になぞらえたラブソングと、当時は話題になった。

 反対に、寺尾聰の『ルビーの指環』(作詞・松本隆/作曲・寺尾聰 81年2月発売)は男女の別れを歌って135万枚の大ヒットとなった作品だ。81年の年間ランキング1位に輝いたこの曲が世に出る際にも、秘話があった。ドラマ『西部警察』に出演していた寺尾が石原プロ関係者に聞かせると「まるで、お経のようだ」と評されたという。しかし、石原裕次郎の「いい曲じゃないの」というひと言でレコード化されたというのだ。

「お経、っていうのは歌い方が暗かったから。詞の内容じゃなくてね。歌い方がまあ辛気臭い、と言ったんじゃないですかね。
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