北朝鮮の女子高生らの「命がけの自由」を支える密輸業者たち (3/3ページ)

デイリーNKジャパン

キム氏によると「これまで北朝鮮に流した『ノートテル』は優に2万台を超える」という。国境都市だけでなく、内陸部にも送っていたというから、今も北朝鮮には「キム氏製」の「ノートテル」で韓流映画を観ている人が少なくないはずだ。

北朝鮮ではノートテルを所持する際に、当局への登録が義務付けられているが、今ではこれも有名無実となった。当局は非登録の「ノートテル」を見つけても没収したりはしない。「生活必需品の一つと考えられている」(キム氏)からだ。

このように、庶民の新しい文化となった「ノートテル」普及のウラには、キム氏のような進取の気質に富む人物の涙と笑いのストーリーがある。将軍様に忠誠を誓う単なるロボットではない、北朝鮮庶民の真の姿である。

「北朝鮮の女子高生らの「命がけの自由」を支える密輸業者たち」のページです。デイリーニュースオンラインは、高英起デイリーNK金融東南アジア警察海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る