新垣結衣『逃げ恥』人気が阻む?”テレビから消えた女優”の完全復帰 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■「顔が映るシーンはすべてカット」

 能年は独立騒動をきっかけに露出が激減。レプロとの契約が終了したとして再始動しているが、いまだに本格的なテレビ復帰は果たせていない。

「レプロは今も能年に対して圧力を掛けていて、テレビでは顔が映るシーンすべてが使用NGとなっている。能年は雑誌のインタビューに応じたり、傑作と呼び声の高い『この世界の片隅に』で声優を務めたりと地道に活動しているものの、このタイミングで新垣が再ブレイク。これにより、レプロのテレビへの影響力が増大し、能年への圧力も強くなってしまう」(同前)

 興行通信社の発表によれば、『この世界の片隅に』は公開スクリーン数68箇所と小規模上映にも関わらず、初週の映画ランキングでトップ10入りしている。能年にとっては大きな前進となるはずだったが、皮肉にも前事務所の先輩・新垣が障害になる格好……芸能界はまこと、因果な商売である。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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