出番を失いつつあるアルドラーゼ検査 有効活用が出来る唯一の疾患とは? (3/3ページ)

Doctors Me

アルドラーゼ検査は筋ジストロフィーの診断に有用です時代の変化によって少しずつ出番を失いつつあるアルドラーゼ検査ですが、未だ通常の検査法として利用されている疾患も存在します。

その代表例が筋ジストロフィーという疾患です。他にも、皮膚筋炎や骨格筋炎といった骨格筋の稀な遺伝子疾患の検査にも利用されています。

筋ジストロフィーは筋力の低下や筋肉組織の萎縮を起こす遺伝子疾患で、骨格筋のジストロフィー変化を招くことから名付けられた病気です。

ジストロフィー変化とは筋肉の繊維が不揃いになったり、円形化および脂肪化することによって元来は束となっているはずの構造を失うことを言います。

ここでは骨格筋の大きな損傷を招きやすい疾患と覚えておいてください。そして、前出の皮膚筋炎や骨格禁煙もまた骨格筋の大きな損傷を招きやすい特徴があります。

そして、アルドラーゼ検査は筋肉組織の損傷を受けて数値が上昇しますが、特に骨格筋が大きく損傷した際に著しい高値を検出するという特徴があります。

そのため、検査結果の数値によっては筋ジストロフィーなどの疾患をアルドラーゼ検査のみで特定できる場合があるのです。 アルドラーゼ検査は今や非主流アルドラーゼ検査は血液を採取するだけで臓器や組織の損傷を捉えられるため、以前は頻繁に実施されていました。

今となっては多くの場面で他の検査に取って代わられてしまいましたが、それでも有効な面はある検査です。

その意義などをキチンと覚えておき、いざという場面で検査結果を活かせるようにしておきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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