色んな種類がある乳がん 複雑に絡む分類基準からどのように治療する? (1/3ページ)
日本においては12人に1人の女性が一生のうちで
乳がんを患うという統計結果があります。
乳がんは仕事や結婚、子育てに介護と人生のうちで色々な役割を果たしている世代に多くみられています。
増加は30代ごろですが、より若い年代で発症する女性も少なくはありません。
今回は、そんな乳がんの種類についてお伝えします。
□乳房は乳管と小葉、脂肪からなり、女性ホルモンの影響を受けている
□乳がんの分類基準はいくつかの種類がある
□治療方針はいくつかの分類を組み合わせて決める複雑なもの 乳房のしくみ乳房は乳腺と脂肪から成っています。小葉と乳管からなる腺葉という組織が複数集まって乳腺を構成しています。小葉でつくられた乳汁が乳管を通って、乳頭から分泌されます。
女性が思春期になり、卵巣が女性ホルモンを活発に作るようになると、乳腺が大きくなります。
一方で、閉経して女性ホルモンの量が減少してくると、乳腺は小さくなり、脂肪に置き換わるようになってきます。 組織のタイプでの乳がんの分類乳癌の組織を顕微鏡でみたときの種類による分類があります。
DCIS
乳がんの病気段階ではステージ0期という極初期のがん。超早期発見の乳がんです。ほぼ100%治癒すると言われておいますが、乳腺の中を細い糸が広がるようになっていることがあるため、乳房温存が難しいと言われます。
浸潤性微小乳頭がん
非常に早期から転移を起こしやすいがんです。抗がん剤が適用されます。
浸潤性小葉がん
乳腺の中で、あちこちに多発する傾向があるがんです。マンモグラフィー(乳腺X腺撮影)でもなかなか撮影しづらいため、発見が遅れることがあります。
粘液がん
抗がん剤が効きづらく、進行していてもまずは外科的な処置が適用されます。