年末年始はふるさとで! 一人暮らし大学生が帰省で楽しみにしていること4つ

学生の窓口

2016年ももうすぐ終わり。学校の授業も終われば、年末年始はゆっくり羽を伸ばしたいもの。進学をきっかけに地元を離れ、一人暮らしを始めた人にとっては、久しぶりの帰省の機会ではないでしょうか。一人暮らしは気楽だけれど、実家や地元でしか味わえない楽しさにもたくさん気づいたはず。そこで今回は、地方出身で一人暮らしや寮生活をしている大学生に、帰省したときのうれしい出来事を聞いてみました。



■実家で出てくるごはんがおいしい! 

・自分がいくら真似て作ってみても何かが足りなかったりするのか、母が作る料理のほうがあったかくてほっとする(女性/21歳/大学4年生)
・普段は面倒で作れないような、とっておきのご馳走を作ってくれる(女性/25歳/大学院生)
・地元の料理が食べられる(女性/20歳/大学3年生)
・お寿司とか焼肉をふるまってくれる(女性/19歳/大学1年生)

圧倒的に多かったのが、ごはんに関すること。実に3人に1人は食事を楽しみにしています。実家で待つ親御さんたちも、久しぶりに帰省する子どもには、奮発して栄養のある食事を食べさせたいのでしょう。そして、ホッとする“おふくろの味"は、やはり最強。いつもは外食や、自炊して一人で食べることが多い人は、特にありがたみを感じるという声が目立ちました。家族でワイワイ食卓を囲み、おいしいごはんを食べれば、お腹も心も満たされますね。

■地元の友達と遊べる!

・違う大学に通っている友達も、帰省していれば久々に会えるのがうれしい(女性/21歳/大学3年生)
・地元の友達のほうが話が合うし、素で話せる(男性/19歳/大学1年生)
・みんな意外と変わってなくてほっとする(男性/22歳/大学4年生)
・昔の話で盛り上がれる(男性/21歳/大学3年生)

地元を離れている友達も、みな一斉に帰ってくるのが年末年始。普段はなかなか会えない地元の友達と会えば、近況報告だけでなく、昔話でも盛り上がれるのがうれしいですね。

■自分で家事をしなくていい! 

・家事や掃除は何気に面倒なので、それをやってくれる人がいることはありがたい(女性/24歳/その他)
・自炊しなくてもいい(男性/21歳/大学4年生)
・遅めに帰ってもご飯ができていることがありがたい(女性/22歳/大学4年生)
・1人分を洗濯するのは面倒だから(男性/21歳/大学3年生)

一人暮らしだと、部屋の掃除も料理も洗濯も、全部自分でしなければなりません。自分の分とはいえ、これがなかなか面倒。実家では親御さんに甘えられますね。

■遠慮なく地元の言葉でおしゃべりできる!


・方言を聞くと「戻ってきたな」って実感できる(男性/21歳/大学3年生)
・変に標準語にしなくてもいい(女性/21歳/大学3年生)
・茨城出身なのでなまりがそこそこ強く、イントネーションがなかなかひどいので、それを気にせず話せる(女性/20歳/大学3年生)
・播州弁はきついから、外で話すときに気が張って仕方がない(女性/20歳/大学1年生)

これはやはり、地方出身者ならではの理由でしょう。普段は周りの人たちがみんな標準語だから、自分もなんとなく合わせているという声が目立ちました。地元では気を遣うことなく、思いっきりおしゃべりが楽しめますね。

■子どもはいつまでたっても子どもだから……

地元での楽しい日々も、あっという間。お正月が終わればまた地元を離れなければなりません。そんなときにうれしい出来事は、「親がおみやげを持たせてくれること」なんだとか。毎日の食生活に必要なお米や野菜だけでなく、「交通費の足しにしなさい」などと言って、お小遣いを握らせてくれることも。「いいよ」「大丈夫だよ」と言っても、ちゃんと食べているのか、生活に苦労していないか、心配な親御さんは渡したいものなのでしょう。親にとって、子どもはいくつになっても子どもです。元気な顔を見せにいくだけでも、きっと十分に親孝行でしょう。

みなさんも、早く地元に帰りたくなったのでは?

文 長谷川鴨子

マイナビ学生の窓口調べ 
調査日時:2016年11月
調査人数:大学生男女402人 うち地方出身者197人

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