本当は怖いブルーライト!? 体に与える影響と対策ガイド (2/5ページ)
ですがその傷を修復するメカニズムも持っているため、目にとっては非常に重要な器官です。
角膜の働きは、目から取り込んだ光を屈曲させて、網膜に集束させることです。外から入ってきた光は、一度角膜で屈曲した後、さらにもう一度水晶体で屈曲し、網膜の中心部分(黄斑)で結合します。
網膜
ではその光の集まる部分である網膜にはどんな役割があるのかというと、入ってきた光を脳に伝えるということです。網膜に入った光は視細胞で電気信号に変換され、視神経を経由して脳へと届きます。
つまり普段私たちがちゃんとものを見ることができるのは、角膜から取り込んだ光が網膜に集められ、それを網膜がちゃんと脳に届けてくれるからです。
なのでこの重要な2つに負担がかかると、目の疲れ、ひいては視力の低下ということにもつながっていきます。 ブルーライトは睡眠にも影響する!? さらにブルーライトには睡眠に影響するということも最近になって研究されてきました。
人間の目には明るい場所を色で感知する「錐体」と、暗いところで物を見る「桿体」という機能があったのは以前から分かっていたのですが、
2002年になって新たに「ガングリオンフォトレセプター」と呼ばれる細胞が発見されたのです。
このガングリオンフォトレセプターは「ものを見る」という行為に対してはなんの役割も持っていません。「ブルーライト」に対してだけ反応します。
実際に視力のないマウスに照射実験を行ったところ、目は見えていないはずなのに光に対する反応が起きていたのです。
そして研究を重ねていった結果、このガングリオンフォトレセプターはブルーライトに反応して、とあるホルモンを出すこということが分かりました。
そのホルモンとは「メラトニン」、人が睡眠をとる際に非常に重要な役割を果たしているホルモンです。
体が眠くなるタイミングの寝る時間の1~2時間前から分泌されはじめ、眠りに3時間ほどで分泌量がピークを迎えるのが特徴。
そしてこのメラトニンが増えている間は深い眠り、いわゆるノンレム睡眠に入ります。