ジャンボ尾崎 ツアー撤退示唆までの「賞金ゼロ生活」苦闘内幕!(3)「新ツアー構想」が動き出す (1/2ページ)

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ジャンボ尾崎 ツアー撤退示唆までの「賞金ゼロ生活」苦闘内幕!(3)「新ツアー構想」が動き出す

 そこにはジャンボ流の意地も見てとれる。ゴルフ担当記者によれば、

「見た目にはわかりにくいですが、シニアの芝は緩い。距離やピンの位置だけでなく、セッティングもまったく違います。レギュラープロから見れば『お遊びみたいなもの』に映る」

 また、尾崎が50歳以降、ツアー12勝していることも、シニア転向のタイミングを失った理由の一つとされる。武藤氏は、

「ジャンボは30代で暗黒の時代を経験している。持病の腰痛に加え、痛風も患ってスイングを壊し、79年、81年、85年とツアーで1勝もしていない。それを乗り越え、40歳を過ぎてから68勝を飾っている。そのため50代、60代になっても『最後まで俺の好きにやらせてくれ』という思いが強かったのかなと思います」

 シニアツアーの今季賞金ランキングを見ると、トップは6000万円以上を稼いでいる。3位の室田淳が約3300万円、弟・直道は約1500万円だ。ゴルフ専門誌編集者が嘆息する。

「50歳を過ぎてシニアに転向していれば、それこそ毎年のように1億円近く稼いでいたと思いますよ」

 来年1月24日に、尾崎は70歳の誕生日を迎える。一部からは「永久シード権の乱用だ」との声も聞こえてくるが、尾崎はどんな「決断」を下すのか。専門誌編集者が続けて言う。

「ジャンボが出場することで、若手のチャンスが潰れる。それは本人も自覚していて、今年9月の『ANAオープン』を途中棄権後、『他の選手に迷惑がかかる。将来のことを考えてさせてもらうよ』と話していました。しかし男子ツアーはスポンサー離れが深刻化し、女子ツアーと10試合以上も差をつけられている現状ゆえ、まだまだジャンボ人気に頼りたいところ。来年は『ツアー引退』の可能性もありますが、伝統や格式、ゆかりのある大会にしぼって出場するかもしれません」

 撤退か、条件付きで続行か。ツアー関係者は、ある「構想」が持ち上がっている、とも明かすのだ。

「実は水面下で、財力のあるPGAがJGTOを吸収する動きがあります。団体が一つになろうとするのを機に、男子ツアー人気復活を期して、ジャンボに一肌脱いでもらいたい。アカデミー設立の必要性も問われています。

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