福島沖「11月22日M7.4地震は前兆」専門家が不気味警告 (2/2ページ)

アサ芸プラス

西日本、沖縄などの離島も心配ですが、これまで津波の被害をあまり受けなかった東京湾も津波が入ってくるかもしれない」

 東京湾は三浦半島東端の観音崎(神奈川県横須賀市)と房総半島南西部の富津(千葉県富津市)を結んだところで内湾と外湾に分かれ、たとえ津波が来ても、外湾と内湾の狭まった境界でエネルギーが吸収され、津波の心配はないと言われてきた。事実、気象庁もそう説明したことがある。

 だが、東日本大震災では内湾の葛西で2.6メートル、富津で3.6メートル、三浦半島北部で5メートルの津波を観測した。それ以上の大津波が襲ってくるおそれは十分にあるのだ。仮に10メートル規模の大津波が東京湾に入ってきたら、沿岸に張り巡らされた防潮堤など、全て破壊されてしまうに違いない。

 11月14日のニュージーランド大地震は、満月(フルムーン)がさらに地球に接近し巨大に見えるスーパームーンと重なってしまったため発生したと言われた。元アメリカ地質調査所の地質学者は「巨大地震は満月と新月の日に起きやすい」と言っているが、実は東日本大震災も史上最大のチリ地震(1960年、M9.5)、スマトラ島沖地震(04年、M9.3)もフルムーンの日に発生しているのだ。

 木村氏に確認すると、

「フルムーンは引力が最も大きくなり、割れそうで割れないでいるプレートの最後の一押しになると言われていますが、私自身は地球内部の力で割れると考えています」

 次のスーパームーンは18年1月1日。再来年の元日、五輪開催に向けて着々と準備を進めている東京を、巨大津波が襲うことになるのだ。

 最近、東京都民の地震への危機感が薄らいでいる。4年前には、「4年以内にM7級の地震が70%」という東京大学地震研究所の衝撃の発表がマスコミをにぎわせた。ところが今は「30年以内に64%」「5年以内に28%」(京都大学防災研究所)などと変化。もう一度、巨大津波に対する危機感を持つべきだろう。

「福島沖「11月22日M7.4地震は前兆」専門家が不気味警告」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 12/8号福島沖地震ニュージーランド地震津波東日本大震災社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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