元・貧困女子FPが教える! 「会社の福利厚生」は使わなきゃ損!! (1/3ページ)

マイナビウーマン

元・貧困女子FPが教える! 「会社の福利厚生」は使わなきゃ損!!
元・貧困女子FPが教える! 「会社の福利厚生」は使わなきゃ損!!

元・貧困女子の石川福美が、「貧困」を経験したからわかったお金の話をします。第4回は福利厚生の活用法」です。

連載第1回で「福利厚生の内容は会社によって異なる」とお話しました。でも、「そもそも自分が今勤めている会社に、どんな福利厚生があるのか、よく知らない」という人も多いのではないでしょうか。休暇制度やスポーツジムの利用料補助など、アラサー女子にとって関心が高い項目については知っていても、それ以外は興味がないという人も少なくありません。 でも、それではもったいない! 福利厚生は社員が使える権利であり、賢く活用すればお金の面でも大きなメリットを得られます。福利厚生について知ることは、実は自分のライフプランやマネープランを考える上でも、とても重要なのです。 今回は、そんな福利厚生の確認ポイントと活用法をお教えします。

■福利厚生を知らなかったために損をしてきた私

そんな私も、現在の会社に就職してフィナンシャルプランナーとして働くようになるまで、福利厚生についてまったく意識したことがありませんでした。 今から思えば、新卒で正社員として就職した会社にも、きっといろいろな福利厚生があったはずですが、当時はその内容を知ろうとはしませんでした。その後、「9時17時で働ける仕事がしたい」という理由から事務職の派遣社員になり、20代半ばで病気になった時に、ようやく正社員と派遣社員では使える福利厚生に違いがあることを知りました。ただ、その時もあくまで制度の差に気づいただけで、それが自分のマネープランにどう影響するのかまでは理解していなかったのです。 たとえば、会社によっては福利厚生として「団体保険」を用意していることがあります。これは社員やその家族が加入できる保険で、民間の生命保険よりも掛け金がかなり割安なのが魅力。もし自分の会社にこの制度があれば、民間の生命保険に入らなくても、必要な保障を十分まかなえるかもしれません。団体保険では足りない部分を民間の生命保険でカバーするにしても、最小限の出費でリスクに備えることができます。 私は病気への不安からあらゆる民間の保険に加入して、毎月の保険料が5万円を超えた時期がありましたが、もし自分の会社に団体保険があれば、そんな無駄な出費をせずに済んだでしょう。

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