【第1回】もしもの時も安心! 事故車の定義から廃車の手続き まで徹底解説!~事故車・廃車の定義とは?~ (2/3ページ)

イキなクルマで

修復歴は事故歴とは違い、「財団法人日本自動車査定協会(JAAI)」が定めた「自動車公正競争規約」という規約によって表示が義務づけられています。この規約は業界が自主的に定めたものですが、景品表示法に基づいて、公正取引委員会からも認定を受けており、先ほどのメインフレームなどの損傷基準を明確に定めています。そのため、中古車販売店などがオートオークションなどから修復歴のあるクルマを仕入れた場合、必ず査定票が存在します。それを見ればそのクルマがこれまでどのような事故に遭い、どんな損傷を受け、どこを修理または交換したかが一目瞭然ということなのです。

逆に言えば、どんなに大きな事故歴がある車でも、フレーム部分に損傷がなければ「修復歴なし」の車として販売できてしまいます。私も一度事故歴ありの車を下取りに出したことがあるのですが、事故の内容を査定にきた業者の方に伝えたところ「フレーム部分の損傷でないなら、修復歴はつかないので問題ないですよ」と笑顔でいわれ、査定額も下がらず買い取っていかれました。

つまり、事故車とは事故歴のある車という意味ですが、事故の記録を残す制度も開示する義務もなく、修復歴がなくても事故歴がある場合も考えられるので、新車登録から年数が経過した車両の場合だと事故歴を確認するのは難しくなるということです。

■ 廃車 の 定義 には主に3種類の状態がある!

事故車の次は廃車についてです。字面は車を廃棄してしまうかのようなイメージですが、実は廃車にもその手続きと状態に応じて「一時抹消登録」「永久抹消登録」「解体届出」という3種類の方法があるのです。では、それぞれ見てみましょう。

一時抹消登録

一時抹消登録とは、現在使用している車の使用を一時的に中断する場合に行う方法です。自動車は所有しているだけでも毎年の自動車税や車検時の重量税・自賠責保険料などお金がかかりますが、この一時抹消登録を行っておけば廃車扱いとなるので、使用していない期間の税金を払わずに済ますことができるのです。

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