【第4回】もしもの時も安心! 事故車の定義から廃車の手続きまで徹底解説!~事故車の修理の仕方とは?~ (2/3ページ)
特に国内で多く流通している軽自動車などはドア1枚でも数千円で取り引きされている場合があり、自分で交換してしまえばパーツ代金のみで修理ができてしまうことも。輸入車でも探してみると案外見つかるので、修理費用をできるだけ安く抑えたい場合にはそうしたパーツを調達し、持ち込みで修理するのも修理費を節約するコツの1つです。後で説明する社外パーツも中古品がオークションなどで販売されていることがあるので、社外パーツの中古を調達するのも良いでしょう。
純正以外の社外パーツに交換する自動車メーカー以外からも、ドレスアップを目的としたアフターパーツが販売されています。マニアックな車種だと数は少ないですが、例えばプリウスなど販売台数の多い車種だと、社外パーツの種類も当然増えてきます。社外パーツもメーカーによりピンキリ、基本的には高いほど質も高くなるので、安いからといって聞いたこともないメーカーのパーツを安易に使用するのは危険なことも。メーカー直径のアフターパーツメーカー、ホンダ車だと「無限」、日産なら「NISMO」などが有名で、若干高いですが信頼性もあります。インターネットからパーツの口コミ情報を調べることもできます。
■事故時の修理の流れは?次は事故を起こした時、実際に修理を行うまでの流れを説明していきます。事故の時は保険などの兼ね合いもあり、事故の状況や車の損傷具合に応じて柔軟な対応をすることが、不要な出費を抑えることにもつながります。
事故車はすぐに修理せず、まずは見積もりだけ出しましょう保険から修理費用を受け取る時なのですが、実は修理をせずに保険料だけもらうことができるのです。
流れとしては以下のようになります。
「修理工場で見積もりを出してもらう」 ↓ 「見積もりの内容を保険会社に伝える」 ↓ 「示談交渉後、確定した保険料が伝えられる」 ↓ 「修理をしない方が得なようなら、保険料だけ受け取ると保険会社に伝える」
事故後の修理では、車を買い替えるか修理するかで悩まれる例が多いのですが、それはこの時の見積もり金額が保険料よりも高くなり、足りない分を実費で支払う必要があるからです。