【世界の街角】アルハンブラ宮殿を望む世界遺産の丘、異国情緒漂うアルバイシンを歩く (1/4ページ)
スペインを代表する世界遺産、アルハンブラ宮殿で知られるグラナダ。1236年にコルドバがキリスト教徒に再征服されてからは、ナスル朝グラナダ王国の首都として、イベリア半島におけるイスラム支配の最後の砦として栄えました。
1492年、とうとうナスル朝最後の王ボアブディル(ムハンマド11世)がカトリックの女王イサベルに降伏、城を明け渡し、レコンキスタが完了しました。
グラナダはまさに、支配者としてのイスラム教徒たちの栄華と、敗者としての悲哀を物語る街なのです。現在のグラナダで最も古い街並みが残る地区が、丘の上に広がるアルバイシン。

アルハンブラ宮殿を見渡す美景スポットとしても知られるアルバイシンは、11世紀にイスラム教徒によって築かれた街で、アルハンブラ宮殿とともに世界遺産に登録されています。
キリスト教徒の手によってグラナダが陥落した際は、アルバイシンはモーロ人の抵抗の場となり、あたりはおびただしい流血に染まったのだとか。

もともと敵の侵入を防ぐ城郭都市として造られたため、迷路のように入り組んだ路地が張り巡らされています。白壁と石畳の路地が続く街並みは、時が止まったようなノスタルジックな雰囲気。
イスラムの香りを残す世界遺産の丘、アルバイシンを歩いてみましょう。

アルバイシンへはグラナダの旧市街から歩いて行くことも可能ですが、上り坂のうえ、迷路のようなアルバイシンでスムーズに目的地にたどり着くのは困難。