冬のドライマウスにご用心!“お口の乾燥対策”を歯科医師が解説 (2/3ページ)

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空気が乾燥するこれからの季節は、喉や鼻の粘膜が乾燥し、風邪を引き易くなったり、皮膚がかさついて痒みを起こしたり、慢性の呼吸器感染症を起こしやすくなります。

他、口腔が乾燥することで口腔内の菌が多くなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなったり肺炎のリスクも増えます。

ドライシンドロームとドライマウスの関係
ドライマウス、ドライアイの原因の1つにシェーグレン症候群というものがあります。シェーグレン症候群は自己免疫疾患の一種であり、目においては涙腺を冒し涙の分泌を障害し、口においては唾液腺を冒し唾液の分泌を障害します。

すべてのドライシンドロームがシェーグレン症候群からくるものではもちろんありませんが、大学病院などで検査することが可能です。

ドライマウスによって引き起こされる健康リスク
虫歯
口腔が乾燥することにより、口腔内の菌が増殖し虫歯のリスクが増えます。ドライマウスの場合、特に定期的な検診、念入りな歯磨きが必要です。

歯周病
口腔の乾燥により、歯周病菌が増えます。唾液には菌を流し洗浄する作用、抗菌作用などもあるため、唾液の分泌減少により歯周病も悪化しやすいです。

口臭
口腔の乾燥は、口腔内の菌の増加を招き口臭を悪化させます。

肺炎
唾液の減少により、口腔内の菌が肺に入り、肺炎のリスクが高まります。とくに高齢の場合、寒い時期は要注意です。

感染のリスク
唾液は、菌を洗い流し口腔を清潔に保つ役割を果たします。唾液減少により、様々な菌が直接体に入ってきてしまい、免疫が落ちやすい冬に様々な感染のリスクをもたらしてしまいます。
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