~現代人の「目の悩み」を調査~ スマホの使い過ぎ、コンタクトによるダメージ、加齢… 同じ「疲れ目」「かすみ目」でも、原因には違いが!? (3/5ページ)
<専門家プロフィール>
大島由莉 (おおしまゆり)
眼科医/だんのうえ眼科・二子玉川院 院長
専門分野である白内障や角膜はもちろんのこと、コンタクトレンズの使用に伴うトラブルなど、「街の眼科医」として目に関するお悩みにはどのようなことでも親身に対応。また、アンチエイジングの分野にも詳しい。
■疲れ目・かすみ目の原因と症状について
今回の調査結果と同様、実際に診療をしていても、目の疲れやかすみを訴える方は増えている印象があります。ただし、同じ疲れ目・かすみ目でも、その原因は人によってさまざまです。
中でも、次の3つは、目の疲れ・かすみの原因として当てはまるケースが多いポイントと言えます。
●パソコンやスマートフォンによる目の酷使
近年は、年代問わずパソコンやスマートフォンを長時間利用する人が増えています。しかし、同じ画面を長時間見続けていると、どうしても目の疲れにつながってしまうことに。また、最近は「スマホ老眼」という言葉も出てきている通り、小さな画面をずっと見ているとピント調節機能が低下し、老眼のようにモノがかすんで見えることがあります。
目が凝っているような感じがしたり、目の奥がズッシリと重くなったりする人、さらに目のピントがあいづらくなる時がある人は、自分が思っている以上に目を酷使している可能性があるので注意しましょう。
●目の乾燥や、それに伴う角膜ダメージ
また、コンタクトやエアコンなどが、疲れ目の原因になることがあります。というのも、コンタクトを長時間つけていたり、エアコンなどで空気が乾燥している場所に長時間いたりすると、目を守っている涙の量が不足して、目に負担がかかってしまうのです。
さらに、目が乾くと、目を守る涙のバランスが崩れて表面が傷つきやすくなるため、そのまま放置すると角膜のダメージにつながるほか、ピントがあわせにくくなり、目がかすむ要因にもなり得ます。
日常的に、目がパサパサする感じがある人は、知らず知らずのうちに、目が乾いている可能性が。