こんなのあり?! 就活のグループワークで実際に出題された変な課題4選

就活スタイル

就活の選考でよくあるのが、数人のグループで協力して課題を達成させるグループワーク。協調性やコミュニケーション能力、発想力などを見られる選考過程ですが、変化球な課題が出ることもあり、苦手としている人も少なくないでしょう。そこで今回は、グループワークで実際に出題された課題を内定者のみなさんに聞きました。ぜひ参考にしてグループワークに備えましょう。

■ちょっといじわるな質問も!

・「面接官を笑わせるには?」という課題。
これから面接で緊張しているに決まっているのに、面接官を笑わせる課題を強いられたとき訳がわからなくなった。緊迫した空気でいかに場をなごませるかがポイントになるところまではわかったものの、どのような手段で面接官を笑わせればいいのかまではたどり着けなかった。実際の苦肉の策で出た笑わせ方をしたものの、実際の面接官は苦笑していたので、失敗だった。(男性/22歳/大学4年生)

緊迫した空気のなか、「面接官を笑わせる」とは難しい課題ですね。そんなちょっといじわるな質問をされたときこそ、グループで力を合わせることが大切なのでしょう。

■予想外の質問で四苦八苦

・「当社のCMをつくるならどのようなCMがよいか」という課題。
その会社はBtoCではなく、BtoBの会社だったので、CMをつくる必要があまりなく、また製品も自動車の部品だったので、とても難しいお題だと思った。まず、車のどの部分に使われていて、どのように役立っているかを説明しなければわからないと思うのでとても大変だった。いままでこのようなお題が出たのは初めてのことだった。(男性/24歳/大学院生)

BtoB、しかも部品メーカーのCMを考えるというのは難しい課題ですね。普段目にするCMとは違った発想を求められるので、難しいながらもおもしろい課題といえるでしょう。

■抽象的な課題だとまとめるのが難しい!


・「好かれる人と嫌われる人の違いを考える」という課題。
グループのメンバーが、まずそれぞれ好かれる人の定義と嫌われる人の定義を披露するところから議論が始まった。おのおの定義を披露するところまではよかったが、それから議論は平行線のままでなかなか進まなかった、挙句の果てには、お題が悪いと言い出す人まで現れ、雰囲気は深刻になっていった。それでも最終的には、なんとか楽しみつつ和気あいあいとした雰囲気の中、グループで納得のいく結論まで行きつけたのはよかったと思う。(男性/22歳/大学4年生)

抽象的な課題やそれぞれの価値観によって意見が異なる課題だと、意見をまとめて発表するのもより難しくなるようです。

■工作のような課題も!

・「身近なもので橋を作る」という課題。
新聞紙とセロハンテープ、水の入ったペットボトルを渡され、これが乗る、長くて美しい橋を作れと言われた。グループワークで立体的なものを作る課題は初めてだったので変だと思った。また、建築や橋と関係のない企業だったのでなぜ橋なのかもわからなかったので不思議だと思った。実際に作れたので驚いたし、おもしろいと思った。(女性/22歳/大学4年生)

実際に手を動かして何かを作り上げる課題は、難しそうですが、同時に工作のようでわくわくするかもしれませんね。自分が楽しくできれば、グループのメンバーも活性化できて相乗効果が生まれそうです。

いかがでしたか? 本当にさまざまな課題があることがわかりましたね。なかには、かなり答えにくいいじわるな課題もありました。どんな質問が来てもいいように、心の準備をしておく必要があるかもしれません。

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文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年12月
調査人数:内定を獲得した大学生48人

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