原作と違う、脚本家に不安…吉高由里子、松たか子の1月ドラマが期待薄!

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原作と違う、脚本家に不安…吉高由里子、松たか子の1月ドラマが期待薄!

 多くの作品が好調な視聴率をあげ、評価の高い10月期ドラマ。なかでも石原さとみ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)と、新垣結衣「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の対決は、人気女優の可愛らしさが満開でメディアをにぎわせたものだ。だがその両枠において次期作品には期待が持てないと、ドラマファンをガッカリさせているという。テレビ誌のライターもこう首を振る。

「原作マンガのファンから『このキャストはありえない!』と大ブーイングなのが『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)です。主演の吉高由里子も小柄でおかっぱ頭のヒロインに向いていませんが、それよりも不評なのが大島優子。メガネっ子ながらクールでサバサバしたキャラに少しも似ておらず、ファンからは『たんぽぽ・白鳥久美子のほうが似てるし演技も上手い』とまで言われる始末です。唯一マシなのは長身のキャラを演じる榮倉奈々でしょうか」

 どうやら原作ファンは納得がいっていないようだが、原作を知らない視聴者の目には、キャラの違いが気にならない可能性もある。そんな「東京タラレバ娘」に対して、ストーリーそのものに期待が持てないと言われるのが、松たか子主演の「カルテット」(TBS系)だ。テレビ誌のライターが続ける。

「松はもちろん、共演する満島ひかりや松田龍平らの演技には何の不安もありません。問題は脚本を担当する坂元裕二氏です。かつては『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)など数々のトレンディドラマで大ヒットを飛ばした坂元氏も、今年1月期の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)では、若者がLINEなどを一切使わずに延々と留守電を吹き込むという時代錯誤な描写で批判を浴びました。今作は30代の男女4人が織りなす群像劇ですが、これはかつてのトレンディドラマが得意にしたパターン。そのため30年前の恋愛事情が繰り返されるのかと、ドラマ好きの不安が高まっているのです」

 どんなに松や満島が名演技を見せても、脚本が時代遅れでは結果は目に見えている。ともあれ、1月期の民放ドラマはあまり期待せずに観るのが良さそうだ。

(金田麻有)

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