嵐・相葉雅紀の月9主演が決定?若手ジャニーズ連敗で”尻ぬぐい” (2/2ページ)
■ジャニーズ若手の主演起用は論外だった?
フジテレビがジャニーズに嵐・主演をこれだけ強く押せたのも、ジャニーズ側に“借り”があったからだ。今クールの『カインとアベル』の視聴率低迷で、現状Hey! Say! JUMPは数字を持っていないことが見事に露呈された。そのあおりを食った格好のフジテレビとしては、何とか数字の出せる嵐メンバーを出してくれということだったのだろう。
「『カインとアベル』主演の山田だけでなく、7月期の日9枠となった『HOPE~期待ゼロの新入社員~』でも、主演に中島裕翔(23)を立てておきながら結果は大爆死。今Hey! Say! JUMPを起用しても数字が出ないことがハッキリとしたので、当分はドラマ主演などのオファーをやめて、しばらくはバラエティ要員となる見込みのようです」(前出・テレビ局関係者)
それでなくても今年末でSMAPは解散となるため、SMAPメンバーにオファーを出すのは二の足を踏まれる状況だ。嵐以降の若手タレントの伸び悩みが指摘される昨今だけに、ジャニーズにとっても嵐しかいないという状況なのかもしれない。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。