フォルクスワーゲン・ゴルフはなぜ世界中で人気なのか? その理由を分析してみた (3/4ページ)
筆者が所有していた3型ゴルフは、GLIというベースグレードに近いものでしたが、荒れた路面にもバタつく事のない剛性の高いシャシーとサスペンション、スプリングレートとダンピングレートのマッチングの良さからくるしなやかな乗り心地、タイヤの状況が手に取るように伝わるステアリング、限界が高く、限界域でも穏やかな挙動のコーナリング性能、平凡なスペックでありながら、トルクフルで使い勝手の良いエンジンなど、驚くほどレベルの高い車でした。
■高級路線に進んだ4代目1997年、ゴルフは4代目へとモデルチェンジを図り、一気に高級イメージを訴求することとなりました。
日本のTVCMでも、ボディパネルの隙間が非常に少ないことを直接的に訴え、高精度・高剛性・上質というイメージを明確に打ち出しました。
事実、質感は3代目よりも更に向上し、もはや単なる実用車ではなくなりました。
初代モデルでは1,500ccから1,800ccエンジンというラインナップでしたが、4代目では1,600ccから3,200ccまでというラインナップになりました。
■エコとの両立を図った5代目2003年に登場した5代目ゴルフは、世界的なエコカーへの流れの中、フォルクスワーゲンの基幹モデルのゴルフは、後期モデルから1,400ccガソリンエンジンをベースに、スーパーチャージャーとターボチャージャーを搭載し、DSGという、マニュアルトランスミッションを自動変速するものを搭載しました。
これにより、実用車としてのゴルフの性能の高さを改めて世界に印象付けることになりました。
また、このモデルからリアサスペンション形式を4リンク式へと変更し、更なる走行性能の向上が図られました。
■エコ性能の追求に進んだ6代目2008年、ここまでのエコ性能の好評価もあり、更なる進化を遂げて6代目が登場します。