フォルクスワーゲン・ゴルフはなぜ世界中で人気なのか? その理由を分析してみた (4/4ページ)
このモデルでは、1,200ccターボエンジンから1,400ccターボ、1,400ccスーパーチャージャー+ターボというエンジン構成になり、エコ性能を徹底的に追求することで、実用車としての原点を想起させる車になりました。
しかし、走行性能を犠牲にする事は無く、従来から受け継がれてきた高度なシャシー性能も進化を遂げています。
■現行型の7代目2012年、現行型である7代目ゴルフが登場しました。
搭載エンジンもエコ性能を更に追求し、1,400ccターボモデルでは、気筒休止システムを搭載したものもあり、低負荷状態では4気筒のうち2気筒を休止させることで、低燃費性能を向上させる技術を採用しています。従来から気筒休止システムという技術はありましたし、それを搭載した車も少なからず存在します。しかし、従来は出力に余裕がある大排気量エンジンに搭載されるものでした。このエンジンの凄いところは、1,400ccという小排気量エンジンにも関わらず、その半分を休止させてしまうということにあります。これは、ダウンサイジングターボの効果をしっかりと活かすことができているからこそ可能になった技術と言えるでしょう。
■世界を牽引するゴルフphoto by 公式サイト2016年、フォルクスワーゲンが公表していた燃費性能に問題があることが明るみに出ました。
これは非常に残念なニュースであり、決して許されることではありません。その責任については、今後フォルクスワーゲンにしっかりと果たして貰わなければならない事です。
しかし、公表燃費の問題を除いた部分でのゴルフという車の良さは、全世界で認められている事実でもあります。
初代デビューからの長い年月の間に、衝突安全基準の問題からボディは大柄になり、単なる実用車から1段階から2段階ほど上方にシフトしましたが、根底にあるのはやはり、実用性が高く、世界中で受け入れられる車というコンセプトです。
不特定多数のユーザーが、あらゆる状況で安全に安心して乗ることができ、経済的である事。どのメーカーでもこうした車を作ろうとしていますが、問題は、どれだけ高度なレベルで作れるかという事です。ゴルフは今でもそのベンチマークとして存在し続けていると言われます。フォルクスワーゲンが、更に進化したゴルフをリリースする事、そしてライバル各社がゴルフを超える車をリリースし、新たなベンチマークとして登場してくれることを願いたいですね。
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