年忘れ「にっぽんのプロ野球」覆面スクープ座談会(1)大補強の巨人は高橋監督に相当のプレッシャーが… (2/2ページ)

アサ芸プラス

堤GMは就任当初から、チームの生まれ変わりをアピールするよう“原物件”を露骨に排除したがっていた。

A トレードで日ハムに放出された大田泰示(26)については原氏みずから動いていた。昵懇の関係にある栗山英樹監督(55)から「大田をください。僕が再生してみせます」と、直接会談が何度か持たれていたというね。原氏も「どこか知らないチームに獲られるよりは」と大田を説得したようです。

D とはいえ、原氏のイラだちは相当なようだね。森福らの大補強について、「一流じゃないだろ」「パッとしない」と関係者に吐き捨てている。

F 華に欠けるのは否めない。でも、巨人は他球団の戦力ダウンさえできればいいんだ。94年に広島から川口和久(57)を獲ろうとした時も当時の長嶋茂雄監督(80)は本人に直接電話して「お前、今年、巨人戦で何勝しているんだ?」「4勝です」「じゃ、ウチは4勝助かるな」と言ったほど。伝統なんだよ。極端に言えば1勝もしなくていい。

E 大補強の裏では、大竹寛(33)も首が寒いことを実感してか、1月から内海哲也(34)が仕切る自主トレに初参加する。今までは1人で調整してたけど、後輩選手に指導力をも見せつけないと引退後の食いぶちにも困るからね。

C 片岡治大(33)なんて「俺、巨人にいる必要あります?」と半ばくさっている。

A 若手・中堅選手にもこの空気が蔓延しているよ。先日、イベントに出演した某中堅選手は、その舞台裏でFAに伴うプロテクトリストの人選を気にしていた。真意を聞くと「正直言って(巨人から)出たいですよ」と本音まで漏らしていたんだから。

E 現時点で空きポジションがセカンドしかないと言われるほど、トレードやFAで乱獲しましたからね。

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