アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.16(1)埼玉・愛犬家連続殺人事件の犯人の遍歴 (2/2ページ)
75年ごろからペットショップを開業。そして犬やトラ、ライオンなどの動物のリース業を始めた。知人の1人が語った。
〈中学時代から英雄気取りというか、ホラ吹きでしたが、目立とうとして学校の2階からわざと校庭に飛び降りたりするようなところもありました。70年ごろ結婚して、2人の女児をもうけましたが、1人が小さいころに亡くなりましたね。その後、実家の履物店を改造してペット店を始めて、よくライオンやトラを連れて散歩していました。ところが経営不振で、奥さんと離婚して、姿を消した。逮捕された彼を見て『ゲンのことだから、何をしても不思議ではない』と思いました〉
恫喝と巧言を操る殺人鬼。そんな関根の左手の小指は欠損していた。ヤクザではないが、〈限りなくヤクザに近い堅気〉だった。