自己分析or企業分析、時間をかけて取り組んだのはどっち? 就活経験者の多数派は

就活スタイル

冷静で客観的な「分析」という作業は、人生のあらゆる局面で必要となってきます。就活という場面でもこの分析は欠かせない要素ですが、就活生は自己分析と企業分析、就活時にどちらをより重視してきたのでしょうか。今回は就活を既に終えた大学生のみなさんに意見を聞いてみました。



Q.自己分析or企業分析、より時間をかけて取り組んだのはどっちでしたか?

自己分析   126(52.5%)
企業分析   114人(47.5%)

■そう思う理由を教えてください

●自己分析

・自分が企業とマッチングすることを重視していたから(男性/21歳/大学4年生)
・自分はどんな性格でどんなことに向いているかを真剣に考えた(女性/22歳/大学4年生)
・自分のことがわからないとやりたいこともわからないから(女性/25歳/大学4年生)
・自分のことを理解することは就活以外でもさまざまなことに役立つと思ったため(男性/22歳/大学4年生)
・自分のことを知らないと何も始まらないから(女性/22歳/大学4年生)
・まずは自分がどんな仕事に向いているのかわからないと、志望業界を絞ったり志望動機を書いたりできないと思ったから(男性/23歳/大学4年生)
・企業のことはこれから勉強すればまだいいけど、20数年生きてきて自分のことをきちんと理解していない人が採用されるわけがないから(男性/23歳/大学4年生)
・自分自身のことを一番うまく説明できるのは自分だから、自分を説明する言葉を考えた(男性/22歳/大学4年生)

●企業分析


・企業について知らないとその企業の本当に入ってほしい人材がどんな人かわからないから(男性/23歳/大学4年生)
・企業を理解していないと面接で受け答えができないから(女性/23歳/大学4年生)
・いろんな企業を見るなかでどう違うのか分析する必要があったから(女性/20歳/大学院生)
・興味のある企業を研究してから、そこに合わせられる自分の能力や考えは何か、という流れのほうが自然だと思ったから(女性/22歳/大学4年生)
・企業のことを知らないと、人事の人になぜうちを受けたのか不審がられるから(女性/22歳/大学4年生)
・企業を見ていくなかで、やりたいことや向いていることが見えてくると思ったから(女性/24歳/大学4年生)
・どんな人材を求めているか知る必要があるから(女性/21歳/大学4年生)
・どういう企業か深くわかっていないと、入ってみた時にギャップが生まれると思ったから(男性/22歳/大学4年生)

自己分析と企業分析、ほぼ互角の結果となりました。きちんと調べることである程度の見通しがつくから、という回答が多かったようです。そして、どちら側もしっかりした意見が目立っており、今後就活をする学生には非常に参考になるのではないかと思いました

就活は、ゴールまでの道が非常に険しいものです。自分ができる限りのしっかりとした事前準備が大切なのは言うまでもありません。分析という作業もその一助となり得ますが、いろいろな方法を駆使して内定ゲットへの近道を見つけたいものです。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年12月
調査人数:大学生男女268人(男性95人、女性173人)

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