安倍総理が「師・小泉純一郎」を超える日 (4/5ページ)

日刊大衆

この手法を、小泉氏に官房長官や幹事長として抜擢された安倍首相は間近で見ていたのだ。

「官邸主導のメディア対策も“小泉仕込み”です。小泉氏はスポーツ紙やテレビのワイドショー、週刊誌などの記者とも積極的に会い、庶民から好まれる首相像を作り出しました。一方、安倍首相は、大手メディアのトップと頻繁にコンタクトを取っています。すると、現場は上の意向に配慮し、首相に好意的な記事を掲載する傾向があるんです」(前出の鈴木氏)

 結果的に高支持率がキープされ、選挙で勝てるとなれば、党内の反対勢力も手出しできない。「小泉氏が抵抗勢力を抑え込んだのも、この方法です。安倍政権ではさらに、政敵と目された石破茂氏を発足当時は要職につけて骨抜きにするという権謀術数を見せました。一度牙を抜かれた石破氏の存在感はその後、閣外に出ても回復せず、今や党内は完全に“安倍一強”です」(前出の政治記者)

 前回の反省を生かしつつ、“官邸主導”を徹底したうえそこに謀略も加えた安倍首相は、もはや“無双”モード。「17年初頭と見られていた衆議院の解散を見送ると発表したのも、選挙をエサに党内をまとめる必要もないほど、政権基盤が固まったということでしょう。この調子なら、小泉氏の在任期間を超えるのはほぼ確実。さらに、3月の自民党大会で総裁の任期が3期9年に延長されるため、最長で東京五輪後の2021年まで務めることも考えられます」(自民党関係者)

 もし21年まで首相でい続けるなら、小泉氏どころか、大叔父にあたる佐藤栄作(在任期間は歴代2位の2798日)、歴代トップの桂太郎(2886日)両元首相をも超えることになる。

「しかし、日数だけの問題ではなく、安倍首相は小泉さんができなかったことにも次々に手をつけており、実績の上でも超えたと言っていいと思います」(前同) 株価の“超回復”もその一つだが、外交面では何より、大きな転換点を迎えたアメリカとの関係がある。「16年5月に、アメリカのオバマ大統領が現職として初めて原爆投下の地・広島を訪れました。

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