【プロ野球】《ソフトバンクV奪回への道! 2017年の傾向と対策》~オリックス編~ 天敵・西勇輝を打て! (2/2ページ)

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■吉田正尚を暴れさせるな!

 野手陣では、ルーキーイヤーの昨季に63試合で10本塁打を放った吉田正尚は、さらに厄介な存在になりそう。

 ソフトバンク戦では2本塁打4打点。優勝を争う大事な9月に2試合連続弾を放った。2試合連続での殊勲打は、オリックスファンには未来への希望を、ソフトバンクファンには絶望を与えたアーチだった。

 ただ、対吉田正の被安打数を見ると35打数6安打、打率.171と、ソフトバンク投手陣がパ・リーグ5球団のなかで最も吉田正にヒットを打たれてはいない。

 昨季のソフトバンク投手陣の課題のひとつは一発病。これが来季も繰り返されるようだと、吉田正に好き勝手暴れられ、再び手痛い一発をくらってしまうだろう。

■優勝のためには負け越せない

 過去10年のオリックスとの対戦成績は125勝97敗。勝率.563と勝ち越している。しかし、負け越したシーズン(2008年、2009年、2013年)は、いずれも優勝を逃し、2008年は最下位。2013年はBクラスに終わっている。

 もともと投手の揃っているチームだけに、オリックスを調子に乗らせぬよう、前半戦で「今年もソフトバンク強いなぁ」と戦意を喪失させる戦いをしてほしい。

溝手孝司(みぞて・たかし)
札幌在住。広告代理業を営みながら、ライター、イベントなどスポーツ関連の仕事もこなす。生まれも育ちも北海道ながら、ホークスファン歴約40年。川崎宗則の大リーグ6シーズン目が決定! こうなりゃ、イチローが引退するまでアメリカで頑張れ!!
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