【プロ野球】新天地・DeNAで好素材が覚醒するか!? 山口俊の人的補償は21歳の右腕・平良拳太郎に! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

山口俊の人的補償は21歳の右腕・平良拳太郎に!
山口俊の人的補償は21歳の右腕・平良拳太郎に!

■新天地でチーム貢献を誓う

 陽岱鋼、森福允彦、山口俊と、史上初のFA選手3名の補強を敢行した巨人。そのうち、陽は金銭での補償、森福は年俸Cランクのため補償不要となっていたが、山口の人的補償として平良拳太郎のDeNA移籍が発表された。

 平良は、DeNAの公式サイトを通じて、以下のコメントを発表。新天地での活躍を誓った。

「突然のことでびっくりしましたが、選んでいただいて嬉しく思っています。横浜DeNAベイスターズは投手力、打撃力とも強い印象がありますが、自分もコントロールに自信がありますし、ゴロを打たせて取るピッチングで先発として試合を作っていきたいと思います。横浜スタジアムは中学の全国大会で投げた球場ですし、キャンプ地の宜野湾球場も高校春の大会で優勝した球場でもあり、いろいろ縁を感じています。1年目からしっかり力を出して、チームに貢献したいです」

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■好素材の片鱗は見せていた

 平良は、2013年のドラフト5位で巨人入り。2017年が4年目のシーズンとなる右投げの投手だ。沖縄の北山高時代は、甲子園には出ていないが、1年時からベンチ入り。3年春の県大会では、エースとしてチームを優勝に導いている。

 投手らしいスラリとした体形で、上体をややトルネード気味にひねり、サイドに近いスリークオーターから繰り出す140キロ台中盤のストレートとスライダーが持ち味。

 1軍での登板経験は2016年4月7日の阪神戦1試合のみで、このときは4失点を喫し4回途中降板。プロの厳しさを思い知らされる形となったが、初回から2回にかけてヘイグ、福留孝介、ゴメス、鳥谷敬と中軸を相手に4連続三振を奪っており、素材のよさはうかがわせた。

 2016年オフには高木勇人、岡本和真とともにプエルトリコのウインターリーグに武者修行に出て、経験を積んできている。

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