鼻にティッシュはNG!? 耳鼻科医に聞く、正しい鼻血の止め方 (1/2ページ)
鼻血が出たときに「とりあえず鼻にティッシュを詰めておこう!」と処理をしてしまっている人って意外と多いのではないでしょうか。でも、見た目もカッコ悪いし、これだけで鼻血が止められるとは思えませんよね。では、正しい鼻血の止め方とは? 耳鼻咽喉科医の渡邊千寿子先生に、鼻血についてお話をお聞きしました。
■鼻血のメカニズムQ&A Q1.鼻血が出てしまう原因やメカニズムとは?鼻血のほとんどは、小鼻の内側(鼻中隔)にある、“キーゼルバッハ”という血管が集まっている部分が傷ついてしまうことで起きています。細かな血管がたくさん走っているキーゼルバッハは、少しの衝撃でも血管が破れやすい部分。鼻をかみすぎたり、ほじりすぎたりして鼻血が出るのは、これが原因です。
ほかにも、高血圧も鼻血が出やすい要因になります。血圧があがると、血管が破れやすくなってしまいます。冬の季節は血圧が上がりやすいので、特に注意が必要。逆に、血圧が低かったり貧血気味だったりすると一度出てしまった鼻血が止まりにくくなり、チョロチョロと出血し続ける事態が起こります。
Q2.鼻血が出やすい人の特徴はあるのでしょうか?鼻血が出やすい人の中には、「鼻中核湾曲性」といって鼻の骨が曲がっている人がいます。片方だけ鼻がつまるというのも、これが原因の人が多いはずです。曲がっている部分が小鼻にあたりやすくなるので、その分鼻血が出やすくなってしまいます。
また先ほど話したように、血圧が高すぎる人も鼻血がでやすい傾向があります。血圧が高すぎると血がどっと出てしまうし、低すぎると一度出た血が止まらなくなってしまうのです。血圧を正常範囲内に収めることが、重要になってきますよ。
そして、血液が増える妊娠中は自然と鼻血が出ることがよくあります。これは、余分な循環血液量を出す作用で、病気ではありません。ただ貧血による場合もあるので頻繁に起きる場合は病院に行って調べましょう。