日本をバウムクーヘン大国にした立役者、「ユーハイム」の神戸本店で楽しむ伝統の味 (1/3ページ)

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日本をバウムクーヘン大国にした立役者、「ユーハイム」の神戸本店で楽しむ伝統の味

数々のお菓子メーカーがしのぎを削る、スイーツの街・神戸。

今回ご紹介するバウムクーヘンで有名な「ユーハイム」の本店も神戸元町にあります。

バウムクーヘンは、いまやデパ地下でも、スーパーでも、コンビニでも、どこでも見かける日本人にとってごく身近な存在。

しかし、「バウムクーヘンの本場」といわれるドイツでは、バウムクーヘンはこれほど身近なお菓子ではありません。ドイツ人のなかにはバウムクーヘンを知らない人もいるくらいです。

ドイツでは、国立菓子協会がバウムクーヘンの定義を定めていて、膨張剤は使用しない、油脂はバターのみといったルールがあります。さらに、バウムクーヘンを焼くには専用のオーブンと高度な技術が必要になるため、限られた菓子店のみが作れる特別なお菓子なのです。

巷にバウムクーヘンがあふれているという意味では、日本はドイツを上回る世界一のバウムクーヘン大国といえるでしょう。

日本にバウムクーヘンを広めた立役者こそ、ユーハイムの創業者カール・ユーハイム。ドイツ人菓子職人のカール・ユーハイムは、1915年に第一次世界大戦の捕虜として日本に連行されました。

そして1919年、カール・ユーハイムは、広島県物産陳列館(現在の「原爆ドーム」)にバウム―ヘンを出品します。これが記念すべき日本初のバウムクーヘンでした。

1922年、横浜に日本における1号店「E・ユーハイム」を開店。ところがその翌年、関東大震災が店を襲います。カール・ユーハイムと妻エリーゼは、失意のどん底から神戸に移住し、「ユーハイム」を開きました。

すると、ユーハイムは本場の美味しいドイツ菓子を売る店としてたちまち評判になったのです。

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