朝の通勤・通学ラッシュで座るには? 電車で座席を確保する4つの方法【学生記者】 (2/2ページ)
混雑する号車は、多くの人が降りる都心近くのターミナル駅で階段の近くに停車することが多いです。
ターミナル駅ではその号車から一気に人が降りていくので、もしみなさんがその駅を越えて同じ路線に乗り続けるのであれば、ターミナル駅以降は快適な通勤通学を送ることができるでしょう。先頭車や最後尾車は、乗車時には少し空いているように思えても、乗り換えの駅で人が全然降りないなど、混雑した状態が長く続いてしまうことが多いです。
■ ポイント3 中高生の下車駅を狙おう!
大学生の通学時間は人によってばらばらですが、中高生ならばみんながほぼ同じ時間に通学し、なおかつ下車駅の予測がつきやすいです。そこで、前述した2つのテクニックなどを使い、近くで降りそうな中高生が座っている前に立ってしまいましょう。列車が中学校や高校の最寄り駅に着くまでの少しの間我慢すれば、着席しての快適な通学が始まります!
■ 裏技 別料金で確実に着席!
遠距離の通学をしている人で、テスト前なのでなんとしても座って勉強時間を確保したい、という人もいると思います。そのときは別料金を払い、確実に着席できる列車を使いましょう。背に腹は代えられません。首都圏の大手私鉄では京急電鉄、東武電鉄など多くの会社が朝の上り時間に座席定員制の列車を運転しています。
通常の乗車券にプラス500円程度で乗車できるので、どうしてもというときは利用してしまいましょう。また、JR東日本では同様の座席定員制の列車のほか、湘南新宿ラインや上野東京ラインなどではグリーン車の営業もしており、着席したい場合により多くの選択肢があります。
■ まとめ
通学のワンポイントアドバイスはいかがだったでしょうか。少しのことを意識するだけで、通学のストレスはだいぶ改善されます。みなさんも、このテクニックで快適な通学をして、気持ちよく授業に出席できるようになりましょう!
文・高晃